根岸ステークス傾向

競馬雑記

こんにちは!

メルベイユです。

今回は1月29日(日)に行われる

根岸ステークス(GⅢ)の傾向を

分析してみたいと思います。

根岸ステークス枠順別成績(過去15年)

レース検索

レース検索  枠番別集計

枠番 着別度数 勝率連対率複勝率
1枠 1- 2- 3-23/293.4%10.3%20.7%
2枠 3- 2- 1-23/2910.3%17.2%20.7%
3枠 2- 4- 1-23/306.7%20.0%23.3%
4枠 2- 2- 3-23/306.7%13.3%23.3%
5枠 1- 3- 0-26/303.3%13.3%13.3%
6枠 4- 0- 2-24/3013.3%13.3%20.0%
7枠 0- 1- 5-24/300.0%3.3%20.0%
8枠 2- 1- 0-26/296.9%10.3%10.3%
集計期間:2008. 2. 4 ~ 2022. 1.30


上記の表は根岸S枠順別成績

過去15年になります。

勝率が最も高いのが6枠。

連対率が最も高いのが3枠。

複勝率が最も高いのが3枠と4枠。

基本的な傾向としては

枠は内過ぎず、外過ぎない枠の方が
好走率が高い結果になっていますね。

7枠は複勝率こそ悪くないものの
勝率と連対率が他の枠と比べて、極端に低く
なっているのが気になるところ。

根岸ステークスは前傾ラップになりやすい。

タイム分析・レース一覧 【ダ1400m】
前3F後3F
35.636.3
35.235.7
35.336.1
35.735.7
34.635.6
35.036.1
33.935.8
35.036.4
34.436.0
34.436.9


上記の表は根岸ステークス

前半3F(600M)と後半3F(600M)
の比較になります。(過去10年)

表の見方は1番上が10年前。
1番下が1年前になります。

7年前の2013年
前半3F(600M) 35.7秒
後半3F(600M) 35.7秒
以外は全て前傾ラップになってますね!

前傾ラップとはどういうことかと言いますと

簡単に言えば

上記の表で例えると

前半3F(600M)の時計よりも

後半3F(600M)の時計の方が遅い。

逃げ馬が作り出すペースで言えば

ミドル~ハイペース。

根岸Sは前傾ラップのレースになると言っても
過言ではありません。

前傾ラップの根岸Sはレース展開的に
かなり分かりやすい傾向になります。

根岸ステークス(GⅢ)は差し・追い込み馬が有利

タイム分析・レース一覧 【ダ1400m】

タイム分析・レース一覧 【ダ1400m】

日付レース名1~3決手1着馬通過順2着馬通過順3着馬通過順
2010. 1.31根岸SG3差--追 - -09-09 - -02-02 - -12-12
2011. 1.30根岸SG3差-差-差 - -07-07 - -05-05 - -09-09
2012. 1.29根岸SG3追--差 - -14-14 - -03-03 - -10-10
2013. 1.27根岸SG3追-- - -13-15 - -05-03 - -05-03
2016. 1.31根岸SG3-差- - -03-03 - -06-06 - -04-03
2017. 1.29根岸SG3追-差-追 - -14-15 - -06-06 - -15-16
2018. 1.28根岸SG3追-差-追 - -11-11 - -10-10 - -13-13
2019. 1.27根岸SG3差--差 - -07-05 - -04-04 - -09-08
2021. 1.31根岸SG3差-追-差 - -09-10 - -15-16 - -08-07
2022. 1.30根岸SG3差--追 - -08-07 - -04-04 - -16-15


上記の表は根岸S、脚質別成績
(過去10年)になります。

過去10年で逃げ馬の馬券内(3着以内)は
1度もありません。

先行馬の馬券内(3着以内)もありますが
全体的な傾向で言えば差し・追い込み馬の
馬券内(3着以内)の割合の方が高くなっています。

成績・2010年1東2/11R 根岸S 2010年 1月31日(日) 1回東京2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第24回根岸S
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1400m 16頭立
入線順位 馬名Sタイム着差
1118グロリアスノア1.23.7 
219サマーウインド1.23.91 1/4
3413オーロマイスター1.23.9ハナ
LAP 12.4-11.5-11.7-11.8-11.8-12.0-12.5
通過 35.6-47.4-59.2-71.2  上り 71.3-59.8-48.1-36.3  平均 1F:11.96 / 3F:35.87
単勝  8 \4590
複勝  8 \850 / 9 \140 / 13 \220
枠連  4-5 \1210 (4)
馬連  08-09 \5960 (22)
ワイド 08-09 \2350 (31)/ 08-13 \4210 (55)/ 09-13 \480 (2)
馬単  08-09 \18350 (60)
3連複 08-09-13 \16330 (55/560)
3連単 08-09-13 \156290 (511/3360)


話は遡って2010年の根岸ステークスに
なります。

1番人気は地方競馬での成績も含めて
5連勝中のサマーウインド。

私もサマーウインドのレースぶりを見て
強い短距離馬の新星が現れたなあと思いました。

サマーウインドにとって
2010年の根岸S(GⅢ)が重賞初挑戦になりましたが
サマーウインドにとって根岸S(GⅢ)は通過点だろう
という思いで、現地で観戦していました。

しかし、勝ったのは11番人気の伏兵
グロリアスノア。

1番人気のサマーウインドはゴール前で
差されて2着。

3着は4番人気のオーロマイスター。

各馬の4角通過順を見てみると

1着 グロリスノア 9番手

2着 サマーウインド 2番手

3着 オーロマイスター 12番手

サマーウインド以外は差し・追い込み
脚質の馬が1・3着という結果になりました。

翌年以降も東京競馬場で根岸Sを観戦する中で
根岸Sは毎年のように差し・追い込み脚質の馬が
勝っていることに気付きます。

その理由は何なのか?

自分なりに考えて、仮説を立ててみて
様々な要因が重なっている結果なのではないかと
思いました。


根岸ステークスが差し・追い込みが有利な理由は

  • 根岸ステークスのラップ構成

根岸ステークスは東京ダート1400Mで行われる
唯一の重賞レース。

ダート短距離のレースは基本的には
スローペースの割合は低く
ましては重賞ともなればテンに速い馬も
ある程度揃うので、ミドル~ハイペースに
なりやすく、差し・追い込みに展開が向きやすい。

  • 根岸ステークスの馬場状態

根岸ステークスの開催時期は
例年1月最終週。

寒さが最も厳しい時期になります。
いわゆる厳寒期。

厳寒期のダートは乾燥によりパサパサ
の状態になる。

パサパサのダートはかなりの力を要することになる。

パサパサで力を要するダートを逃げ・先行馬が
ハイラップで飛ばせば、やっぱり最後の直線では
失速しやすくなるのではないかと。

  • 最後の直線が501.6M

東京競馬場ダートの
最後の直線の長さは501.6M

根岸ステークスは前傾ラップになりやすく
尚且つ厳寒期に行われるため、乾燥により
ダートの馬場状態はパサパサでかなりの
力を要する
プラス最後の直線の長さが501.6M

そのような条件下にあるため、逃げ・先行馬は
苦戦傾向にあり、差し・追い込みに展開が
向きやすくなる。

以上がメルベイユが考える
根岸Sが差し・追い込み馬が
有利になる理由になります。

メルベイユは根岸Sは毎年3連単軸1頭マルチで
楽しむことにしてます。

勿論、軸にする馬は差し・追い込み馬。

人気の先行馬が馬券外に飛べば、高配当の
確率があります。

あるいは、前述したサマーウインドのように
1番人気の先行馬が2~3着でも、1着に伏兵の
差し・追い込み馬が来ると高配当になるからです。

メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。

血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。

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