AJCC 血統分析

血統
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こんにちは!

メルベイユです。

今回は1月22日(日)に行われる

第64回AJCC(GⅡ)の血統傾向を

分析してみたいと思います。

AJCC種牡馬成績ベスト10(過去15年)

レース検索

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ディープインパクト 2- 3- 1-16/229.1%22.7%27.3%4879
ドリームジャーニー 1- 1- 1- 1/ 425.0%50.0%75.0%95157
ジャングルポケット 1- 0- 1- 4/ 616.7%16.7%33.3%95101
ゼンノロブロイ 1- 0- 1- 5/ 714.3%14.3%28.6%21097
ルーラーシップ 1- 0- 0- 8/ 911.1%11.1%11.1%4315
マンハッタンカフェ 1- 0- 0- 4/ 520.0%20.0%20.0%770110
ハービンジャー 1- 0- 0- 3/ 425.0%25.0%25.0%7537
エピファネイア 1- 0- 0- 3/ 425.0%25.0%25.0%6037
オルフェーヴル 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%653166
キングヘイロー 1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%50.0%690235
集計期間:2014. 1.26 ~ 2023. 1.15
ソート:着別度数順


上記の表はAJCC種牡馬成績ベスト10
(過去10年)になります。

ランキング1位はここでもディープインパクト。
ただし、出走回数が他の産駒よりも
かなり多いので、その影響も大きそうですね。

また、ドリームジャーニーとオルフェーヴルが
兄弟でランクイン。

ドリームジャーニーとオルフェーヴルは全兄弟になります。

3代血統表 ドリームジャーニー

3代血統表 ドリームジャーニー

牡 19歳    (父 10歳・母 7歳時産駒) 2004年 鹿毛 (白老町)
ステイゴールド

 1994年 黒鹿 (白老町)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年 (米)
Wishing Well
 1975年
ゴールデンサッシュ

 1988年 栗毛 (白老町)
*デイクタス
 1967年 栗毛 (仏)
ダイナサツシユ
 1979年 鹿毛 (早来町)
オリエンタルアート

 1997年 栗毛 (白老町)
メジロマックイーン

 1987年 芦毛 (浦河町)
メジロテイターン
 1978年 芦毛 (伊達市)
メジロオーロラ
 1978年 栗毛 (伊達市)
エレクトロアート

 1986年 栗毛 (早来町)
*ノーザンテースト
 1971年 栗毛 (加)
*グランマステイーヴンス
 1977年 栗毛 (米)
[ノーザンテースト]   18.75% 4 x 3
[Northern Dancer]   9.38% 5 x 4
[Lady Victoria]   9.38% 5 x 4

3代血統表 オルフェーヴル

3代血統表 オルフェーヴル

牡 15歳    (父 14歳・母 11歳時産駒) 2008年 栗毛 (白老町)
ステイゴールド

 1994年 黒鹿 (白老町)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年 (米)
Wishing Well
 1975年
ゴールデンサッシュ

 1988年 栗毛 (白老町)
*デイクタス
 1967年 栗毛 (仏)
ダイナサツシユ
 1979年 鹿毛 (早来町)
オリエンタルアート

 1997年 栗毛 (白老町)
メジロマックイーン

 1987年 芦毛 (浦河町)
メジロテイターン
 1978年 芦毛 (伊達市)
メジロオーロラ
 1978年 栗毛 (伊達市)
エレクトロアート

 1986年 栗毛 (早来町)
*ノーザンテースト
 1971年 栗毛 (加)
*グランマステイーヴンス
 1977年 栗毛 (米)
[ノーザンテースト]   18.75% 4 x 3
[Northern Dancer]   9.38% 5 x 4
[Lady Victoria]   9.38% 5 x 4

ドリームジャーニーは3冠馬である
弟のオルフェーヴルの影に隠れがちに
なってしまいますが、ドリームジャーニーも
朝日杯FS、宝塚記念、有馬記念を
勝っております。
GⅠを3勝している実力馬になります。

全兄弟で兄も弟も両方がGⅠ馬になるという
ケースは非常に珍しいのではないでしょうか。

恐るべしオリエンタルアート!
(ドリームジャーニーとオルフェーヴルの母馬)




補足としてこちらのデータも付け足します。

中山芝2200M種牡馬成績ベスト20(過去15年)

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単回値複回値
ディープインパクト25- 27- 11-121/18413.6%28.3%34.2%7171
ステイゴールド23- 18- 22-165/22810.1%18.0%27.6%68102
キングカメハメハ14- 9- 10- 98/13110.7%17.6%25.2%5759
ハーツクライ9- 13- 20-116/1585.7%13.9%26.6%2871
ルーラーシップ9- 10- 5- 43/ 6713.4%28.4%35.8%9285
シンボリクリスエス7- 12- 12- 88/1195.9%16.0%26.1%4594
マンハッタンカフェ7- 10- 4- 62/ 838.4%20.5%25.3%10969
ジャングルポケット7- 7- 5- 71/ 907.8%15.6%21.1%7453
ハービンジャー6- 7- 10- 82/1055.7%12.4%21.9%3042
ゼンノロブロイ6- 7- 5- 48/ 669.1%19.7%27.3%8162
ネオユニヴァース5- 8- 5- 40/ 588.6%22.4%31.0%14475
タニノギムレット5- 4- 4- 46/ 598.5%15.3%22.0%5089
アグネスタキオン5- 4- 4- 30/ 4311.6%20.9%30.2%194137
ドリームジャーニー5- 4- 2- 16/ 2718.5%33.3%40.7%12487
スクリーンヒーロー5- 2- 2- 31/ 4012.5%17.5%22.5%11165
オルフェーヴル4- 4- 5- 34/ 478.5%17.0%27.7%6187
エピファネイア4- 1- 4- 17/ 2615.4%19.2%34.6%9483
ダイワメジャー4- 0- 4- 30/ 3810.5%10.5%21.1%6050
ゴールドシップ3- 10- 5- 45/ 634.8%20.6%28.6%15130
チーフベアハート3- 2- 1- 21/ 2711.1%18.5%22.2%15056

集計期間:2008. 1.27 ~ 2023. 1.14

ソート:着別度数順

上記の表は
中山芝2200M種牡馬成績ベスト20
(過去15年)になります。

勝率10%以上
連対率20%以上
複勝率30%以上
単勝回収率100%以上
複勝回収率100%以上
クリアに赤マーカーを引きました。

勝率、連対率、複勝率
単勝回収率、複勝回収率
5項目中3項目以上に赤マーカー
引いてある種牡馬に黄色マーカー
引き特注種牡馬としました。

特注種牡馬

ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)

ルーラシップ
(ミスタープロスペクター系)

アグネスタキオン
(サンデーサイレンス系)

ドリームジャーニー
(サンデーサイレンス系)

AJCC出走
該当種牡馬

ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)

ルーラシップ
(ミスタープロスペクター系)

AJCC 血統分析

3代血統表 ガイアフォース

3代血統表 ガイアフォース

牡 4歳    (父 7歳・母 11歳時産駒) 2019年 芦毛 (安平町)
キタサンブラック

 2012年 鹿毛 (日高町)
ブラックタイド

 2001年 黒鹿 (早来町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
*ウインドインハーヘア
 1991年 鹿毛 (愛)
シュガーハート

 2005年 鹿毛 (門別町)
サクラバクシンオー
 1989年 鹿毛 (早来町)
オトメゴコロ
 1990年 栗毛 (早来町)
ナターレ

 2008年 芦毛 (安平町)
*クロフネ

 1998年 芦毛 (米)
French Deputy
 1992年 (米)
Blue Avenue
 1990年
ロージーチャーム

 2001年 鹿毛 (三石町)
ダンスインザダーク
 1993年 鹿毛 (千歳市)
クリスマスローズ
 1990年 栗毛 (千歳市)
[サンデーサイレンス]   18.75% 3 x 4
[Halo]   9.38% 4 x 5
[Wishing Well]   9.38% 4 x 5
[ノーザンテースト]   9.38% 5 x 4
[Lyphard]   6.25% 5+5 (父方)

ガイアフォース
(キタサンブラック産駒)

ガイアフォースの父はキタサンブラック。

キタサンブラック産駒は
2022年12月に有馬記念(GⅠ)を
イクイノックス
(キタサンブラック産駒)が制覇。

また、2023年1月に京成杯(GⅢ)を
ソールオリエンス
(キタサンブラック産駒)が制覇。

キタサンブラック産駒は現在勢いがあり
注目の種牡馬になります。

ガイアフォースは血統的にも母方に
ステイヤー血統ダンスインザダーク
入っており、スタミナの問われる
AJCCには合いそうです。

前走の菊花賞では8着に敗れましたが
2走前に勝ったセントライト記念GⅡ
(中山芝2200M)と同競馬場・同距離の
AJCC(中山芝2200)では当然有力馬に
なってくるでしょう。

3代血統表 バビット

3代血統表 バビット

牡 6歳    (父 11歳・母 6歳時産駒) 2017年 栗毛 (浦河町)
ナカヤマフェスタ

 2006年 鹿毛 (むかわ町)
ステイゴールド

 1994年 黒鹿 (白老町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
ゴールデンサッシュ
 1988年 栗毛 (白老町)
ディアウィンク

 1998年 鹿毛 (新冠町)
*タイトスポット
 1987年 鹿毛 (米)
セイレイ
 1991年 鹿毛 (門別町)
アートリョウコ

 2011年 栗毛 (新ひだか町)
*タイキシャトル

 1994年 栗毛 (米)
Devil’s Bag
 1981年 (米)
Welsh Muffin
 1987年
*グランスオークス

 1990年 鹿毛 (米)
Nureyev
 1977年 (米)
Dry Fly
 1977年
[Halo]   12.50% 4 x 4
[Hail to Reason]   6.25% 5 x 5
[Cosmah]   6.25% 5 x 5

バビット
(ナカヤマフェスタ産駒)

正直言いますと、AJCCに置いてステイゴールド系
種牡馬は全てピックアップしたいぐらい
なのですが・・・。
そうすると、ピックアップされた出走馬が
多くなりすぎてしまいますので
ステイゴールド系からはバビットを
ピックアップしてみました。

バビットは今回単騎逃げが見込めそうなので。
そうなると、楽に逃げさせるとかなりしぶとい
タイプですので、展開次第では頭(1着)まで
ある可能性を秘めた馬になると思います。

また、バビットは
前々走のオールカマGⅡ(中山芝2200M)では
1年7か月ぶりのレースにも関わらず
逃げて見せ場たっぷりの0.5秒差の4着。
※バビットは屈腱炎発症のため
治療やリハビリのために
1年7か月レースを使うことができなかった。

また、バビットは3歳時には
AJCC(中山芝2200M)と同競馬場・同距離の
セントライト記念GⅡ(中山芝2200M)
勝ちの実績もあります。

バビットにとって
AJCCは長期休養明けからの3戦目。
そろそろ走りごろかもしれせません。

3代血統表 エヒト

3代血統表 エヒト

牡 6歳    (父 10歳・母 8歳時産駒) 2017年 鹿毛 (日高町)
ルーラーシップ

 2007年 鹿毛 (安平町)
キングカメハメハ

 2001年 鹿毛 (早来町)
Kingmambo
 1990年 (米)
*マンファス
 1991年 黒鹿 (愛)
エアグルーヴ

 1993年 鹿毛 (早来町)
*トニービン
 1983年 鹿毛 (愛)
ダイナカール
 1980年 鹿毛 (白老町)
ヒーラ

 2009年 鹿毛 (日高町)
ディープインパクト

 2002年 鹿毛 (早来町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
*ウインドインハーヘア
 1991年 鹿毛 (愛)
*セントフロンティア

 2002年 鹿毛 (豪)
Danehill
 1986年 (米)
Cashelmara
 1998年
[Northern Dancer]   9.38% 5 x 5+5

エヒト
(ルーラーシップ産駒)

最後に取り上げる1頭はエヒトにします。

中山芝2200M種牡馬成績ベスト20(過去15年)
にも記載がありますが、ルーラーシップ産駒は
中山芝2200Mでハイアベレージの成績を残していますね。

レース検索

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ルーラーシップ 9- 10- 5- 43/ 6713.4%28.4%35.8%9285
集計期間:2008. 1.27 ~ 2023. 1.14
ソート:着別度数順


ルーラーシップと言えば
大跳びのイメージがあります。
また血統的にも母父がトニービンということも
あり、東京競馬場向きというイメージがあります。

しかしながら
中山芝2200Mもかなり得意としていますね。
中山芝2200Mが外回りコースを使用することや
スタミナ適性が問われるという部分が
ルーラーシップ産駒に合うのでしょうか。

また、ルーラーシップ自身も
2012年にAJCC(中山芝2200M)を
勝っております。

エヒトがAJCCを勝てば、ルーラーシップとの
親子制覇になりますね。

親子制覇なるか。

AJCC 血統分析まとめ

ピックアップされた出走馬

ガイアフォース
(キタサンブラック産駒)

バビット
(ナカヤマフェスタ産駒)

エヒト
(ルーラーシップ産駒)

第64回AJCC・GⅡ

中山芝2200M 右回り

2023年1月22日(日)

発送時刻 15時45分

メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。

血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。

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