ヤマニンメルベイユと3連単26万馬券的中の思い出

競馬雑記
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ヤマニンメルベイユ プロフィール

まずはヤマニンメルベイユの簡単なプロフィールを紹介します。

ヤマニンメルベイユ

3代血統表 ヤマニンメルベイユ

3代血統表 ヤマニンメルベイユ

牝 20歳    (父 15歳・母 10歳時産駒) 2002年 栗毛 (新冠町)
メジロマックイーン

 1987年 芦毛 (浦河町)
メジロテイターン

 1978年 芦毛 (伊達市)
メジロアサマ
 1966年 芦毛 (新冠町)
*シエリル
 1971年 鹿毛 (仏)
メジロオーロラ

 1978年 栗毛 (伊達市)
*リマンド
 1965年 栗毛 (英)
メジロアイリス
 1964年 黒鹿 (浦河町)
ヤマニンアリーナ

 1992年 鹿毛 (新冠町)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年 (米)
Wishing Well
 1975年
*ティファニーラス

 1983年 黒鹿 (米)
Bold Forbes
 1973年
Sally Stark
 1970年
[Turn-to]   6.25% 5+5 (母方)

父 メジロマックイーン

母 ヤマニンアリーナ

母父 サンデーサイレンス

調教師 栗田博憲

馬主 土井肇


2007年3月中山牝馬ステークス(GⅢ)で
3着になったヤマニンメルベイユですが
  
それ以降の成績はというと

2007年4月 福島 福島牝馬ステークス(GⅢ) 
      3着(2番人気)

2007年8月 札幌 クイーンステークス(GⅢ)
      8着(9番人気)

2007年10月 東京 府中牝馬ステークス(GⅢ)
      16着(9番人気)

2007年11月 福島 福島記念(GⅢ) 
      3着(9番人気)

2007年12月 中山 ターコイズS(OP)
      9着(8番人気)

2008年2月 東京 白富士ステークス(OP)
      3着(14番人気)


2007年3月の中山牝馬ステークス以降の
ヤマニンメルベイユは善戦はするものの
なかなか勝ち切れないレースが続きました。

ただ、2007年11月福島記念(G3)で
9番人気で3着になったり

2008年2月白富士ステークス(OP)で
14番人気で3着になったりと穴馬として
競馬マスコミや競馬ファンをあっといわせる
ところは健在でした。

ヤマニンメルベイユの過去成績を調べたり
レース映像を見た感想として
明確な傾向があるなと思いました。

最後の直線の長い左回りの東京競馬場では
苦戦しているけど

最後の直線の短い右回りの
中山競馬場や福島競馬場では好走している。

東京競馬場 最後の直線距離 525.9M

中山競馬場 最後の直線距離 310M

福島競馬場 最後の直線距離 292M

2008年2月終了時点の東京、中山、福島の競馬場別成績をしらべてみると。

東京競馬場 0-1-1-3

中山競馬場 1-1-2-1

福島競馬場 1-0-2-0

中山競馬場や福島競馬場ではほとんど崩れずに
走ってる!

しかも、前走は苦手とする東京競馬場で牡馬相手の混合戦で3着と善戦している。

これは1年前と比べて、力を付けているのは間違いない!

2008年3月中山牝馬ステークス(GⅢ)は
改めてヤマニンメルベイユから買おうと
思いました。

そして、私がヤマニンメルベイユの存在を
知ってから、ヤマニンメルベイユが
勝ったシーンを見たことがなかったので

ヤマニンメルベイユが1着でゴールを駆け抜ける姿が観たいと・・・。

中山牝馬ステークス2008

2008年3月16日中山牝馬ステークス(GⅢ)

私は武蔵野線に乗車、決戦の地である中山競馬場へ向かいました。

武蔵野線というのは通称「ギャンブル線」と呼ばれております。

どういう意味かというと、武蔵野線沿線は競馬場が沢山あるんです!

例を挙げると・・・

府中本町→東京競馬場

南浦和→浦和競馬場

船橋法典→中山競馬場

南船橋→船橋競馬場

東京競馬場と中山競馬場が中央競馬(JRA)の
競馬場。

浦和競馬場と船橋競馬場が地方競馬(NAR)の
競馬場。

武蔵野線沿線に4つも競馬場があるのは驚きです。

話を中山牝馬ステークスに戻します。

中山牝馬ステークスはヤマニンメルベイユから買うとは決めていたものの、やっぱり当日の
パッドクでの最終チェックは必須。

パドックで観たヤマニンメルベイユは
ひとことで言うなら、抽象的な表現に
なってしまいますが「オーラ」を感じました。

いい意味で落ち着いていて、落ち着きの中に秘めたる闘争心も感じました。

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心の中で「よし!いける!」と思いました。

私自身もはやる気持ちを抑えるようにゆっくりと
パドックから馬券売り場に移動しました。

馬券の購入が完了し、ゴール前に陣取り後はレースを待つばかりとなりました。

そして、いざレースへ・・・。

ゲートが開くと、ヤマニンメルベイユはロケットスタートを決めました。

一旦はハナを奪ったものの、他の馬にハナを譲り2番手のポジションをキープ。

よしよし、ここまでは想定通りの展開だ。

逃げ馬が前半1000Mを通過して、場内ビジョンに通過タイムが表示される。

その通過タイムはヤマニンメルベイユにとって悪くない数字に思えた。

ここまでは順調にきている。
後は3・4コーナーを無事に通過して
最後の直線勝負!

2番手で4コーナーを周ったヤマニンメルベイユは、最後の直線で早々に先頭に立つ。

「そのまま!」「逃げきれ!」ゴール前で観戦していた私は叫びました。

ヤマニンメルベイユの勝利が現実味を帯びてきた時に、外から強烈な末脚で
追い込んできた馬がいました。



マイネカンナだ!


マイネカンナは13番人気で私の馬券の買い目にも入っていた馬でした。

この時点で私の頭の中はもうお祭り状態!!

勝負の行方はヤマニンメルベイユとマイネカンナの2頭に絞られました。

固唾を飲んで見守る中、先頭でゴール板を駆け抜けた馬は・・・。









ヤマニンメルベイユでした!!!

「よーし!勝ったあ~!」私はゴール前で快哉を叫びました!

1着ヤマニンメルベイユ 

2着マイネカンナ

そういえば、3着に入った馬は何だろう?

ヤマニンメルベイユとマイネカンナの

1着争いを凝視するあまり

3着にどの馬が入ったのか

瞬時にはわかりませんでした。

3着に入った馬が自分の買い目に入っていれば
3連単は的中になります。

すると、場内放送で実況アナウンサーが3着は
キストゥヘヴンという声が私の耳に届きました。




キストゥヘヴン・・・。




持ってる!!(買い目に入っている)

その瞬間、昨年に続き中山牝馬ステークスでの2年連続での馬券での勝利も確定しました。

中山牝馬ステークス2008 払戻金

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成績・2008年2中6/11R ローレル競馬場賞中山牝馬S 2008年 3月16日(日) 2回中山6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第26回ローレル競馬場賞中山牝馬S
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)[指定] 芝 1800m 16頭立
入線順位 馬名Sタイム着差
169ヤマニンメルベイユ1.48.4 
2135マイネカンナ1.48.5 1/2
333キストゥヘヴン1.48.71 1/2
4114ニシノマナムスメ1.48.7クビ
584ハロースピード1.48.8クビ
6416コスモマーベラス1.48.8ハナ
7910ダンスオールナイト1.48.9 3/4
8106タイキマドレーヌ1.49.0 3/4
91513ヤマニンアラバスタ1.49.1クビ
1051015イクスキューズ1.49.1
1112111アルコセニョーラ1.49.2 3/4
1214122エリモファイナル1.49.51 3/4
1311137ニホンピロシェリー1.49.6 3/4
1471412シェルズレイ1.49.91 3/4
152158レインダンス1.50.43
16161611マルノマンハッタン1.50.5クビ
LAP 12.2-11.6-12.4-12.3-12.3-11.8-11.8-11.5-12.5
通過 36.2-48.5-60.8-72.6  上り 72.2-59.9-47.6-35.8  平均 1F:12.04 / 3F:36.13
単勝  9 \1470
複勝  9 \370 / 5 \830 / 3 \310
枠連  3-5 \4420 (19)
馬連  05-09 \17730 (60)
ワイド 05-09 \4040 (54)/ 03-09 \1420 (15)/ 03-05 \3780 (52)
馬単  09-05 \31360 (113)
3連複 03-05-09 \40640 (145/560)
3連単 09-05-03 \266180 (870/3360)



1着 9ヤマニンメルベイユ(6番人気)

2着 5マイネカンナ(13番人気)1/2

3着 3キストゥヘヴン(3番人気)1.1/2

単勝、複勝、3連単 購入した馬券が全て的中し

払戻金は30万円を超えました。

レース前にヤマニンメルベイユはアクシデントさえ無ければ、かなりの高確率で3着以内に入るだろうと思ったので、単勝と複勝も買い足しました。

3連単の場合は軸馬が来ても、相手が1頭でも抜けると不的中になってしまうため。

興奮と熱狂に包まれた、2008年中山牝馬ステークスが幕を閉じました。

中山牝馬ステークス2008後記1

2008年中山牝馬ステークスで14着のシェルズレイ。

中山牝馬ステークスで3連単軸1頭マルチを

買う時に、軸はヤマニンメルベイユ。

相手探しの最後の1頭をどの馬にするか

考えていました。

最終結論はパドックで実際に馬をみて決めようと

パドックで馬をチェックしていました。

シェルズレイ。

シェルズレイは目が泳いでいて

怯えているような感じがしたので

3連単マルチの相手候補でしたが

馬券の買い目には入れませんでした。



当時は、あのシェルズレイがG1馬の
母馬になるとは知る由もありません。

シェルズレイは2021年大阪杯(GⅠ)の勝ち馬

レイパパレの母馬になります。

3代血統表 レイパパレ

3代血統表 レイパパレ

牝 5歳    (父 15歳・母 14歳時産駒) 2017年 鹿毛 (安平町)
ディープインパクト

 2002年 鹿毛 (早来町)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年 (米)
Wishing Well
 1975年
*ウインドインハーヘア

 1991年 鹿毛 (愛)
Alzao
 1980年
Burghclere
 1977年
シェルズレイ

 2003年 芦毛 (早来町)
*クロフネ

 1998年 芦毛 (米)
French Deputy
 1992年 (米)
Blue Avenue
 1990年
オイスターチケット

 1998年 鹿毛 (浦河町)
ウイニングチケット
 1990年 黒鹿 (静内町)
ナムラピアリス
 1984年 栗毛 (浦河町)

2008年中山牝馬ステークスのパドックで

目が泳ぎ、怯えていたシェルズレイが

後にGⅠ馬になるレイパパレを産んだというのが

とても感慨深いです。

中山牝馬ステークス2008後記2

2007年中山牝馬ステークスで3連単60万円を超える馬券を的中させたものの、そのレースを
リアルタイムで見ることが出来なかった・・・。

その時に来年(2008年)は中山競馬場で中山牝馬ステークスを観ようと思った。

そして、2008年の中山牝馬ステークスは
ヤマニンメルベイユから買って、今度は
リアルタイムで高配当馬券を的中させたいと思った。

2008年中山牝馬ステークスはヤマニンメルベイユが勝利し、尚且つ高配当馬券も的中した。

全ての思いが結実した瞬間だった。

「こんなことってあるんだな。」

競馬はロマンだという言葉があるけれど

2007年~2008年の中山牝馬ステークスで

ヤマニンメルベイユが魅せてくれた走りは

私の中で最高のロマンであったと思う。

2008年の中山牝馬ステークスが終わり

帰路の武蔵野線で車窓から見える景色を眺めながら、嬉し笑いをかみ殺していたのが懐かしい思い出だ。


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