ジャパンカップ 血統分析

血統

こんにちは!

メルベイユです。

今回は11月27日(日)に行われる

ジャパンカップ(GⅠ)の血統分析を

してみたいと思います。

ジャパンカップ(GⅠ)血統傾向

レース検索

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日付レース名馬名S着順距離S種牡馬母父馬
211128JCG1コントレイル芝2400ディープインパクトUnbridled's Song
211128JCG1オーソリティ芝2400オルフェーヴルシンボリクリスエス
211128JCG1シャフリヤール芝2400ディープインパクトEssence of Dubai
201129JCG1アーモンドアイ芝2400ロードカナロアサンデーサイレンス
201129JCG1コントレイル芝2400ディープインパクトUnbridled's Song
201129JCG1デアリングタクト芝2400エピファネイアキングカメハメハ
191124JCG1スワーヴリチャード芝2400ハーツクライUnbridled's Song
191124JCG1カレンブーケドール芝2400ディープインパクトScat Daddy
191124JCG1ワグネリアン芝2400ディープインパクトキングカメハメハ
181125JCG1アーモンドアイ芝2400ロードカナロアサンデーサイレンス
181125JCG1キセキ芝2400ルーラーシップディープインパクト
181125JCG1スワーヴリチャード芝2400ハーツクライUnbridled's Song
171126JCG1シュヴァルグラン芝2400ハーツクライMachiavellian
171126JCG1レイデオロ芝2400キングカメハメハシンボリクリスエス
171126JCG1キタサンブラック芝2400ブラックタイドサクラバクシンオー
161127JCG1キタサンブラック芝2400ブラックタイドサクラバクシンオー
161127JCG1サウンズオブアース芝2400ネオユニヴァースDixieland Band
161127JCG1シュヴァルグラン芝2400ハーツクライMachiavellian
151129JCG1ショウナンパンドラ芝2400ディープインパクトフレンチデピュティ
151129JCG1ラストインパクト芝2400ディープインパクトティンバーカントリー
151129JCG1ラブリーデイ芝2400キングカメハメハダンスインザダーク
141130JCG1エピファネイア芝2400シンボリクリスエススペシャルウィーク
141130JCG1ジャスタウェイ芝2400ハーツクライWild Again
141130JCG1スピルバーグ芝2400ディープインパクトLycius
131124JCG1ジェンティルドンナ芝2400ディープインパクトBertolini
131124JCG1デニムアンドルビー芝2400ディープインパクトキングカメハメハ
131124JCG1トーセンジョーダン芝2400ジャングルポケットノーザンテースト
集計期間:2013.11.24 ~ 2021.11.28


上記の表はジャパンカップ

過去10年の1~3着馬

1~3着馬の種牡馬ならびに母父馬

になります。

表を眺めてみると

父サンデー系×母父ミスプロ系の組み合わせが

目立ちますね。

代表的なところでいうと

2021年 1着 コントレイル
父サンデー系×母父ミスプロ系

2019年 3着 ワグネリアン
父サンデー系×母父ミスプロ系

2017年 1着 シュヴァルグラン 
父サンデー系×母父ミスプロ系

また、サンデー系とミスプロ系を

ひっくり返した父ミスプロ系×母父サンデー系

も好走してますね。

代表的なところでいうと

2020年 1着 アーモンドアイ
父ミスプロ系×母父サンデー系

2018年 2着 キセキ
父ミスプロ系×母父サンデー系

2015年 3着 ラブリーデイ
父ミスプロ系×母父サンデー系

基本的には日本での王道血統の組み合わせの

好走率が高いですね。

種牡馬でみると

ディープインパクト

ハーツクライ

キングカメハメハを含むミスプロ系

が好走しており

これまた王道血統の強さが際立ちます。

東京芝2400M 種牡馬成績ベスト20(過去15年)

レース検索

レース検索  種牡馬別集計

種牡馬 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ディープインパクト 72- 47- 49-324/49214.6%24.2%34.1%10578
ステイゴールド 37- 32- 28-277/3749.9%18.4%25.9%5557
ハーツクライ 31- 26- 23-210/29010.7%19.7%27.6%9660
キングカメハメハ 24- 20- 14-170/22810.5%19.3%25.4%5077
ジャングルポケット 17- 16- 14-156/2038.4%16.3%23.2%6472
ルーラーシップ 17- 14- 7- 79/11714.5%26.5%32.5%7165
ハービンジャー 16- 13- 10-109/14810.8%19.6%26.4%7266
ゼンノロブロイ 12- 7- 12- 79/11010.9%17.3%28.2%97100
ネオユニヴァース 9- 14- 7- 79/1098.3%21.1%27.5%7170
シンボリクリスエス 8- 13- 16-121/1585.1%13.3%23.4%5265
ダンスインザダーク 8- 8- 13-102/1316.1%12.2%22.1%3994
オルフェーヴル 7- 6- 8- 42/ 6311.1%20.6%33.3%3393
アグネスタキオン 7- 6- 5- 59/ 779.1%16.9%23.4%12674
タニノギムレット 6- 8- 10- 70/ 946.4%14.9%25.5%5286
スペシャルウィーク 5- 6- 5- 54/ 707.1%15.7%22.9%3161
クロフネ 5- 2- 2- 50/ 598.5%11.9%15.3%4134
ロードカナロア 5- 2- 1- 14/ 2222.7%31.8%36.4%13860
ゴールドシップ 4- 6- 10- 47/ 676.0%14.9%29.9%4398
ドゥラメンテ 4- 3- 2- 17/ 2615.4%26.9%34.6%5663
ブライアンズタイム 4- 2- 2- 39/ 478.5%12.8%17.0%4032
集計期間:2008. 2. 2 ~ 2022.10.30
ソート:着別度数順


上記の表は東京芝2400M種牡馬成績ベスト20
(過去15年)になります。

特筆すべきはディープインパクト産駒の単勝回収率105%

492走して、単勝回収率105%は立派な数字。

ジャパンカップを例にすると

2019年 カレンブーケドール(ディープインパクト産駒)  
    5番人気2着

2015年 ショウナンパンドラ(ディープインパクト産駒) 
    4番人気1着

2013年 デニムアンドルビー(ディープインパクト産駒) 
    7番人気2着

ディープインパクト産駒の人気馬が人気通り

走るだけでないところに

ディープインパクト産駒の

東京芝2400Mへの適性の高さを感じます。


ちょっとジャパンカップから話が逸れますが

東京芝2400M種牡馬成績ベスト20(過去15年)を

見ていたらあることに気づきました。

ランキング3位 ハーツクライ

ランキング5位 ジャングルポケット

ランキング6位 ルーラーシップ

この3頭にはある共通点があります。

それは何でしょうか?

3代血統表 ハーツクライ

3代血統表 ハーツクライ

牡 21歳    (父 15歳・母 11歳時産駒) 2001年 鹿毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo

 1969年 (米)
Hail to Reason
 1958年
Cosmah
 1953年
Wishing Well

 1975年
Understanding
 1963年
Mountain Flower
 1964年
アイリッシュダンス

 1990年 鹿毛 (千歳市)
*トニービン

 1983年 鹿毛 (愛)
Kampala
 1976年
Severn Bridge
 1965年
*ビユーパーダンス

 1983年 黒鹿 (米)
Lyphard
 1969年 (米)
My Bupers
 1967年

   

3代血統表 ジャングルポケット

3代血統表 ジャングルポケット

牡 24歳    (父 15歳・母 8歳時産駒) 1998年 鹿毛 (早来町)
*トニービン

 1983年 鹿毛 (愛)
Kampala

 1976年
Kalamoun
 1970年
State Pension
 1967年
Severn Bridge

 1965年
Hornbeam
 1953年 (英)
Priddy Fair
 1956年
*ダンスチャーマー

 1990年 黒鹿 (米)
Nureyev

 1977年 (米)
Northern Dancer
 1961年 (加)
Special
 1969年
Skillful Joy

 1979年
Nodouble
 1965年 (米)
Skillful Miss
 1974年

3代血統表 ルーラーシップ

3代血統表 ルーラーシップ

牡 15歳    (父 6歳・母 14歳時産駒) 2007年 鹿毛 (安平町)
キングカメハメハ

 2001年 鹿毛 (早来町)
Kingmambo

 1990年 (米)
Mr. Prospector
 1970年 (米)
Miesque
 1984年
*マンファス

 1991年 黒鹿 (愛)
Last Tycoon
 1983年
Pilot Bird
 1983年
エアグルーヴ

 1993年 鹿毛 (早来町)
*トニービン

 1983年 鹿毛 (愛)
Kampala
 1976年
Severn Bridge
 1965年
ダイナカール

 1980年 鹿毛 (白老町)
*ノーザンテースト
 1971年 栗毛 (加)
シヤダイフエザー
 1973年 鹿毛 (千葉県)
[Northern Dancer]   12.50% 5+5 x 4


正解はハーツクライ、ジャングルポケット
ルーラーシップはトニービンの血を持っている
でした!

古くからの格言に東京競馬場(芝)では

トニービンを狙えという言葉がありますが

令和になった現在でもトニービンの血を

持った馬の東京競馬場での活躍は続いているようです。

特に芝2400Mのような中長距離でより力を発揮する

傾向がありますね。

ジャパンカップ 血統分析まとめ

ディープインパクト産駒

シャフリヤール

3代血統表 シャフリヤール

3代血統表 シャフリヤール

牡 4歳    (父 16歳・母 13歳時産駒) 2018年 黒鹿 (安平町)
ディープインパクト

 2002年 鹿毛 (早来町)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年 (米)
Wishing Well
 1975年
*ウインドインハーヘア

 1991年 鹿毛 (愛)
Alzao
 1980年
Burghclere
 1977年
*ドバイマジェスティ

 2005年 黒鹿 (米)
Essence of Dubai

 1999年 (米)
Pulpit
 1994年
Epitome
 1985年
Great Majesty

 1990年
Great Above
 1972年
Mistic Majesty
 1978年

シャフリヤールについては

天皇賞・秋のレース前から今秋の

大目標のレースはジャパンカップであろうと

推測しておりました。

それにつきましては

よろしければ、秋のブログ内の記事

天皇賞・秋 展望をご覧ください。

藤原英昭調教師は策士であり

前哨戦を8割位の仕上げで負けた後に

本番のGⅠでピークの仕上げに持っていき

巻き返すというのを非常に得意としております。

GⅠである天皇賞・秋を前哨戦というのは語弊が

あるかもしれませんが・・・。

また、シャフリヤールにとっても

ジャパンカップの東京芝2400Mというのは

シャフリヤール自身が勝ったダービーと同舞台でも

あります。

ここはジャパンカップの1着賞金4億円を取りに

きているのは明白でしょう。



エイシンフラッシュ産駒

ヴェラアズール

3代血統表 ヴェラアズール

3代血統表 ヴェラアズール

牡 5歳    (父 10歳・母 10歳時産駒) 2017年 青毛 (白老町)
エイシンフラッシュ

 2007年 黒鹿 (千歳市)
King’s Best

 1997年
Kingmambo
 1990年 (米)
Allegretta
 1978年
*ムーンレディ

 1997年 黒鹿 (独)
Platini
 1989年
Midnight Fever
 1991年
ヴェラブランカ

 2007年 芦毛 (安平町)
*クロフネ

 1998年 芦毛 (米)
French Deputy
 1992年 (米)
Blue Avenue
 1990年
アドマイヤサンデー

 1995年 鹿毛 (早来町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
*ムーンインディゴ
 1986年 鹿毛 (米)

ヴェラアズールの父エイシンフラシュは

ジャパンカップ(東京芝2400M)と同距離の

日本ダービ(東京芝2400M)を勝っております。

エイシンフラッシュは東京競馬場で行われる

日本ダービー、天皇賞・秋を勝っておりますが

共にイン差しで勝っております。

エイシンフラッシュは馬込みに入れた方が

闘争心が発揮されるタイプのようで

イン差しを得意としておりました。

ヴェラアズールは今回3枠6番を引きました。

鞍上のライアンムーアの手綱裁きにも注目して

みたいと思います。

また、ヴェラアズール自身も脚長の体型で

フットワークの大きな馬なので東京競馬場は

合うと思います。

今年のジャパンカップは例年に比べると小粒なメンバー

なので、格上挑戦のヴェラアズールがGⅠ制覇を

果たしても不思議ありません。



エピファネイア産駒

デアリングタクト

3代血統表 デアリングタクト

3代血統表 デアリングタクト

牝 5歳    (父 7歳・母 6歳時産駒) 2017年 青鹿 (日高町)
エピファネイア

 2010年 鹿毛 (安平町)
*シンボリクリスエス

 1999年 黒鹿 (米)
Kris S.
 1977年 (米)
Tee Kay
 1991年
シーザリオ

 2002年 青毛 (早来町)
スペシャルウィーク
 1995年 黒鹿 (門別町)
*キロフプリミエール
 1990年 鹿毛 (英)
デアリングバード

 2011年 黒鹿 (千歳市)
キングカメハメハ

 2001年 鹿毛 (早来町)
Kingmambo
 1990年 (米)
*マンファス
 1991年 黒鹿 (愛)
デアリングハート

 2002年 栃栗 (千歳市)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
*デアリングダンジグ
 1990年 鹿毛 (米)
[サンデーサイレンス]   18.75% 4 x 3
[Halo]   9.38% 5 x 4
[Wishing Well]   9.38% 5 x 4
[Hail to Reason]   6.25% 5 x 5
[Northern Dancer]   6.25% 5 x 5

デアリングタクトの父エピファネイアは

ジャパンカップを勝っておりデアリングタクトが

ジャパンカップを勝てば親子制覇になります。

また、デアリングタクト自身も

ジャパンカップ(東京芝2400M)と

同距離のオークス(東京芝2400M)を

勝っており舞台適性は高いものがあると思います。

デアリングタクトはそれよりも何よりも

全盛期のデキにどれくらい近づけることが

できるかがカギになると思いますが

追い切りの動きを見た感じだと

前走より良化している部分があったので

そろそろは復活してもいいころなのでは

と感じました。



キングカメハメハ産駒

ボッケリーニ

3代血統表 ボッケリーニ

3代血統表 ボッケリーニ

牡 6歳    (父 15歳・母 16歳時産駒) 2016年 栗毛 (安平町)
キングカメハメハ

 2001年 鹿毛 (早来町)
Kingmambo

 1990年 (米)
Mr. Prospector
 1970年 (米)
Miesque
 1984年
*マンファス

 1991年 黒鹿 (愛)
Last Tycoon
 1983年
Pilot Bird
 1983年
ポップコーンジャズ

 2000年 鹿毛 (早来町)
ダンスインザダーク

 1993年 鹿毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
*ダンシングキイ
 1983年 鹿毛 (米)
グレイスルーマー

 1994年 栗毛 (早来町)
*トニービン
 1983年 鹿毛 (愛)
ディスクジョッキー
 1990年 栗毛 (千歳市)
[Northern Dancer]   9.38% 5+5 x 5

中長距離戦線で安定した成績を

残しているボッケリーニ。

全兄のラブリーデイは

2015年のジャパンカップで3着の実績があります。

また血統表を見るとボッケリーニも

トニービンの血を持っており

ボッケリーニ自身も東京競馬場では

目黒記念GⅡ(東京芝2500M)に

勝っております。

また、東京競馬場では2走しかしておりませんが

東京芝 2-0-0-0

東京巧者だったトニービンの影響も伺わせます。



ハーツクライ産駒

ダノンベルーガ

3代血統表 ダノンベルーガ

3代血統表 ダノンベルーガ

牡 3歳    (父 18歳・母 5歳時産駒) 2019年 鹿毛 (安平町)
ハーツクライ

 2001年 鹿毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年 (米)
Wishing Well
 1975年
アイリッシュダンス

 1990年 鹿毛 (千歳市)
*トニービン
 1983年 鹿毛 (愛)
*ビユーパーダンス
 1983年 黒鹿 (米)
*コーステッド

 2014年 鹿毛 (米)
Tizway

 2005年
Tiznow
 1997年 (米)
Bethany
 1994年
Malibu Pier

 2007年
Malibu Moon
 1997年 (米)
Blue Moon
 1997年

ダノンベルーガもシャフリヤール同様に

前走天皇賞・秋からのローテーションになりますが

前走天皇賞・秋組は5年連続馬券に絡んで(3着以内)

おります。

3歳でのジャパンカップ挑戦になるダノンベルーガに

なりますが、今年は同じく3歳のイクイノックスが

天皇賞・秋(GⅠ)をを制しております。

同じく3歳のセリフォスもマイルCS(GⅠ)を制しており

古馬混合GⅠで3歳馬が存在感を見せつけております。

また、ハーツクライ産駒もジャパンカップでは

2019年 スワーヴリチャード(ハーツクライ産駒)
     1着

2017年 シュヴァルグラン(ハーツクライ産駒)
    1着

の実績があります。

ただし、スワーヴリチャードもシュヴァルグランも

ジャパンカップを優勝した時の年齢は共に5歳

ここは晩成型のハーツクライ産駒らしいなと思います。

ダノンベルーガが3歳でジャパンカップを優勝することが

できるのか注目してみたいです。

以上、5頭を挙げさせていただきましたが

その中で最注目はシャフリヤールとさせていただきます。

厳選特注馬 シャフリヤール


第42回ジャパンカップGⅠ

東京芝2400M 左回り

2022年11月27日(日)

発送時刻 15時40分

※ジャパンカップは東京12Rに
なりますので、お気を付けください!

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