こんにちは!
メルベイユです。
今回は1月22日(日)に行われる
AJCC(GⅡ)の血統傾向を
分析してみたいと思います。
AJCC(GⅡ)血統傾向
AJCC(GⅡ) 中山芝2200M
レース検索
日付 | 馬名S | 着順 | 種牡馬 | 母父馬 |
---|---|---|---|---|
220123 | キングオブコージ | 1 | ロードカナロア | Galileo |
220123 | マイネルファンロン | 2 | ステイゴールド | ロージズインメイ |
220123 | ボッケリーニ | 3 | キングカメハメハ | ダンスインザダーク |
210124 | アリストテレス | 1 | エピファネイア | ディープインパクト |
210124 | ヴェルトライゼンデ | 2 | ドリームジャーニー | Acatenango |
210124 | ラストドラフト | 3 | ノヴェリスト | ディープインパクト |
200126 | ブラストワンピース | 1 | ハービンジャー | キングカメハメハ |
200126 | ステイフーリッシュ | 2 | ステイゴールド | キングカメハメハ |
200126 | ラストドラフト | 3 | ノヴェリスト | ディープインパクト |
190120 | シャケトラ | 1 | マンハッタンカフェ | Singspiel |
190120 | フィエールマン | 2 | ディープインパクト | Green Tune |
190120 | メートルダール | 3 | ゼンノロブロイ | Silver Hawk |
180121 | ダンビュライト | 1 | ルーラーシップ | サンデーサイレンス |
180121 | ミッキースワロー | 2 | トーセンホマレボシ | ジャングルポケット |
180121 | マイネルミラノ | 3 | ステイゴールド | Polish Precedent |
170122 | タンタアレグリア | 1 | ゼンノロブロイ | Stuka |
170122 | ゼーヴィント | 2 | ディープインパクト | ブライアンズタイム |
170122 | ミライヘノツバサ | 3 | ドリームジャーニー | シルバーチャーム |
160124 | ディサイファ | 1 | ディープインパクト | Dubai Millennium |
160124 | スーパームーン | 2 | ブライアンズタイム | Sadler's Wells |
160124 | ショウナンバッハ | 3 | ステイゴールド | サクラバクシンオー |
150125 | クリールカイザー | 1 | キングヘイロー | サツカーボーイ |
150125 | ミトラ | 2 | シンボリクリスエス | サンデーサイレンス |
150125 | エアソミュール | 3 | ジャングルポケット | サンデーサイレンス |
140126 | ヴェルデグリーン | 1 | ジャングルポケット | スペシャルウィーク |
140126 | サクラアルディート | 2 | ディープインパクト | マルゼンスキー |
140126 | フェイムゲーム | 3 | ハーツクライ | アレミロード |
上記の表はアメリカジョッキークラブC
過去10年の1~3着馬の種牡馬ならびに母父馬に
なります。
上記の表を見てパッと目に付くのは
やはり、ステイゴールド率の高さになるで
しょうか。
ステイゴールド産駒
AJCC過去10年
1着 0回
2着 2回
3着 2回
2022年 マイネルファンロン 2着(11番人気)
2020年 ステイフーリッシュ 2着(5番人気)
2018年 マイネルミラノ 3着(8番人気)
2016年 ショウナンバッハ 3着(7番人気)
上記4頭とも人気以上の着順というのが
晩成で穴血統のステイゴールド産駒らしいですね。
ステイゴールド産駒というのは気持ちにムラが
あり、実力があっても気分が乗っていないと
レースでも本気で走らなかったり、レースでも
早々に諦めてしまう傾向があります。
逆に言えば、近走の成績が芳しくなくても
気持ちが乗ってる時や、ステイゴールド産駒の
得意な競馬場や距離などの条件になったときは
巻き返してくる面白さがあります。
ステイゴールド産駒の気持ちが乗っている時が
わかれば苦労はしませんが、仮に近走の成績が
芳しくなくても、調教映像で闘争心が
感じられたり、パドックで気持ちが
散漫にならずに、気持ちが入ってるような時は
人気という下馬評を覆すような走りを
みせてくれるような傾向があるように個人的には感じています。
ステイゴールド産駒は馬券なども含めて
本当に面白い血統だったので
つくづくステイゴールドの死が惜しまれますね。
※2015年没
さすがは親子と言うべきが
ステイゴールド産駒のドリームジャーニーも
AJCCで馬券に絡んでいますね。
3代血統表 ドリームジャーニー
牡 19歳 (父 10歳・母 7歳時産駒) 2004年 鹿毛 (白老町)ステイゴールド 1994年 黒鹿 (白老町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
Halo 1969年 (米) |
Wishing Well 1975年 | ||
ゴールデンサッシュ 1988年 栗毛 (白老町) |
*デイクタス 1967年 栗毛 (仏) | |
ダイナサツシユ 1979年 鹿毛 (早来町) | ||
オリエンタルアート 1997年 栗毛 (白老町) |
メジロマックイーン 1987年 芦毛 (浦河町) |
メジロテイターン 1978年 芦毛 (伊達市) |
メジロオーロラ 1978年 栗毛 (伊達市) | ||
エレクトロアート 1986年 栗毛 (早来町) |
*ノーザンテースト 1971年 栗毛 (加) | |
*グランマステイーヴンス 1977年 栗毛 (米) |
[Northern Dancer] 9.38% 5 x 4
[Lady Victoria] 9.38% 5 x 4
ドリームジャーニー産駒
AJCC
過去10年
1着 0回
2着 1回
3着 1回
2020年 ヴェルトライゼンテ 2着(3番人気)
2017年 ミライヘノツバサ 3着(3番人気)
ちなみにドリームジャーニーはオルフェーヴルの
全兄になります。
AJCCの全体的な血統傾向としては
ステイゴールド・ドリームジャーニー親子の
好走例や、欧州血統のハービンジャー産駒や
ノヴェリスト産駒が馬券に絡んでいるのをみても
スタミナやパワーを要する血統が好走傾向にありますね。
前回記事京成杯血統傾向と重複する部分がありますが
厳寒期の中山芝2200Mで行われるAJCC。
春・秋の中山開催に比べて、時計も掛かりやすく
なり、その分パワーを要する馬場になりやすい。
そのような条件がステイゴールド
ドリームジャーニー親子。
ハービンジャー産駒やノヴェリスト産駒
の欧州血統にマッチするのでしょうね。
AJCC血統傾向 まとめ
ステイゴールド産駒
過去10年
0-2-2
ドリームジャーニー産駒
過去10年
0-1-1
ただし、今年のAJCCには
ステイゴールド産駒も
ドリームジャーニー産駒の出走も
ありません。
ただし、ステイゴールド直仔(産駒)である
オルフェーヴル、ゴールドシップ
ナカヤマフェスタ産駒の出走馬がおりますので
そちらにも注目してみたいですね。
該当馬
ラーゴム
(オルフェーヴル産駒)
3代血統表 ラーゴム
牡 5歳 (父 10歳・母 7歳時産駒) 2018年 栗毛 (安平町)オルフェーヴル 2008年 栗毛 (白老町) |
ステイゴールド 1994年 黒鹿 (白老町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
ゴールデンサッシュ 1988年 栗毛 (白老町) | ||
オリエンタルアート 1997年 栗毛 (白老町) |
メジロマックイーン 1987年 芦毛 (浦河町) | |
エレクトロアート 1986年 栗毛 (早来町) | ||
*シュガーショック 2011年 栗毛 (米) |
Candy Ride 1999年 (亜) |
Ride the Rails 1991年 |
Candy Girl 1990年 | ||
Enthusiastically 2007年 |
Distorted Humor 1993年 (米) | |
Unbridled Hope 1994年 |
[Fappiano] 6.25% 5+5 (母方)
該当馬
ユーバーレーベン
(ゴールドシップ産駒)
3代血統表 ユーバーレーベン
牝 5歳 (父 9歳・母 11歳時産駒) 2018年 青鹿 (新冠町)ゴールドシップ 2009年 芦毛 (日高町) |
ステイゴールド 1994年 黒鹿 (白老町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
ゴールデンサッシュ 1988年 栗毛 (白老町) | ||
ポイントフラッグ 1998年 芦毛 (門別町) |
メジロマックイーン 1987年 芦毛 (浦河町) | |
パストラリズム 1987年 黒鹿 (静内町) | ||
マイネテレジア 2007年 青毛 (新冠町) |
*ロージズインメイ 2000年 青鹿 (米) |
Devil His Due 1989年 |
Tell a Secret 1977年 | ||
マイネヌーヴェル 2000年 黒鹿 (静内町) |
*ブライアンズタイム 1985年 黒鹿 (米) | |
*マイネプリテンダー 1995年 黒鹿 (新) |
[Hail to Reason] 6.25% 5 x 5
該当馬
バビット
(ナカヤマフェスタ産駒)
3代血統表 バビット
牡 6歳 (父 11歳・母 6歳時産駒) 2017年 栗毛 (浦河町)ナカヤマフェスタ 2006年 鹿毛 (むかわ町) |
ステイゴールド 1994年 黒鹿 (白老町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
ゴールデンサッシュ 1988年 栗毛 (白老町) | ||
ディアウィンク 1998年 鹿毛 (新冠町) |
*タイトスポット 1987年 鹿毛 (米) | |
セイレイ 1991年 鹿毛 (門別町) | ||
アートリョウコ 2011年 栗毛 (新ひだか町) |
*タイキシャトル 1994年 栗毛 (米) |
Devil’s Bag 1981年 (米) |
Welsh Muffin 1987年 | ||
*グランスオークス 1990年 鹿毛 (米) |
Nureyev 1977年 (米) | |
Dry Fly 1977年 |
[Hail to Reason] 6.25% 5 x 5
[Cosmah] 6.25% 5 x 5
メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。
血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。
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