共同通信杯 血統傾向

血統

こんにちは!

メルベイユです。

今回は2月12日(日)に行われる

共同通信杯(GⅢ)の血統傾向を

分析してみたいと思います。

共同通信杯(GⅢ)血統傾向

共同通信杯GⅢ
東京芝1800M

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日付馬名S着順種牡馬母父馬
220213ダノンベルーガハーツクライTizway
220213ジオグリフドレフォンキングカメハメハ
220213ビーアストニッシドアメリカンペイトリオットネオユニヴァース
210214エフフォーリアエピファネイアハーツクライ
210214ヴィクティファルスハーツクライGalileo
210214シャフリヤールディープインパクトEssence of Dubai
200216ダーリントンホールNew ApproachPivotal
200216ビターエンダーオルフェーヴルAfleet Alex
200216フィリオアレグロディープインパクトRossini
190210ダノンキングリーディープインパクトStorm Cat
190210アドマイヤマーズダイワメジャーMedicean
190210クラージュゲリエキングカメハメハタニノギムレット
180211オウケンムーンオウケンブルースリエリシオ
180211サトノソルタスディープインパクトPetionville
180211エイムアンドエンドエイシンフラッシュサンデーサイレンス
170212スワーヴリチャードハーツクライUnbridled's Song
170212エトルディーニュエイシンサンディオペラハウス
170212ムーヴザワールドディープインパクトSadler's Wells
160214ディーマジェスティディープインパクトブライアンズタイム
160214イモータルマンハッタンカフェAcatenango
160214メートルダールゼンノロブロイSilver Hawk
150215リアルスティールディープインパクトStorm Cat
150215ドゥラメンテキングカメハメハサンデーサイレンス
150215アンビシャスディープインパクトエルコンドルパサー
140224イスラボニータフジキセキCozzene
140224ベルキャニオンディープインパクトフレンチデピュティ
140224サトノアラジンディープインパクトStorm Cat
130210メイケイペガスターフジキセキブライアンズタイム
130210ゴットフリートローエングリンサンデーサイレンス
130210マイネルストラーノディープインパクトブライアンズタイム
集計期間:2013. 2.10 ~ 2022. 2.13


上記の表は共同通信杯過去10年の

1~3着馬の種牡馬ならびに母父馬を

記載したものになります。

ディープインパクト産駒の占有率の高さが
目立ちますね。

ディープインパクト産駒
共同通信杯過去10年
1着 3回
2着 2回
3着 6回

共同通信杯を例に取るまでもなく
一時期はディープインパクト産駒から
買っておけば、馬券がそれなりに当たる時代も
ありました。(特に2~3歳戦)

しかし、今年の共同通信杯には
ディープインパクト産駒の出走馬はおりません。

ディープインパクト産駒につきましては
ディープインパクト産駒の狙い方
ディープインパクト産駒の狙い方Part2
という記事も執筆しておりますので
よろしければそちらもご覧ください。


ディープインパクト産駒に次いで
馬券占有率が高いのがハーツクライ産駒に
なりますね。

近年はハーツクライ産駒に好走傾向あり


ハーツクライ産駒
共同通信杯過去10年
1着 2回
2着 1回

母父ハーツクライも含めると
1着 1回

内訳を見てみると

2022年 ダノンベルーガ
    (ハーツクライ産駒)
     1着(3番人気)

2021年 エフフォーリア
    (母父ハーツクライ)
     1着(4番人気)

    ヴィクティファルス
    (ハーツクライ産駒)
     2着(7番人気)

2017年 スワーヴリチャード
    (ハーツクライ産駒)
     1着(2番人気)

出世レースの共同通信杯。

共同通信杯を制した
ハーツクライ産駒ではスワーヴリチャードが
母父ハーツクライではエフフォーリアが
後にGⅠ馬の称号を得てます。

スワーヴリチャード
2018年大阪杯GⅠ
2019年ジャパンカップGⅠ

エフフォーリア
2021年皐月賞GⅠ
2021年天皇賞・秋GⅠ
2021年有馬記念GⅠ

今年の共同通信杯にはハーツクライ産駒
の出走馬が1頭います。

3代血統表 ダノンザタイガー

3代血統表 ダノンザタイガー

牡 3歳    (父 19歳・母 9歳時産駒) 2020年 黒鹿 (安平町)
ハーツクライ

 2001年 鹿毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス

 1986年 青鹿 (米)
Halo
 1969年 (米)
Wishing Well
 1975年
アイリッシュダンス

 1990年 鹿毛 (千歳市)
*トニービン
 1983年 鹿毛 (愛)
*ビユーパーダンス
 1983年 黒鹿 (米)
*シーズアタイガー

 2011年 鹿毛 (米)
Tale of the Cat

 1994年
Storm Cat
 1983年 (米)
Yarn
 1987年
Shandra Smiles

 1998年
Cahill Road
 1988年
Beyond the Storm
 1990年
[Mr. Prospector]   9.38% 4+5 (母方)
[Northern Dancer]   6.25% 5 x 5



ダノンザタイガー
(ハーツクライ産駒)

ハーツクライにストームキャット系
を掛け合わせた血統になりますね。

ハーツクライ産駒はどちらかと言えば
晩成タイプと言われますが、母父に
アメリカ型の快速血統ストームキャット
が入ることにより仕上がりの早さや
スピードが強化されるのを狙った配合と言えそうですね。

また、昨年の共同通信杯勝ち馬は
ハーツクライ産駒のダノンベルーガ。

ダノン冠名の馬主ダノックスが
昨年と同じハーツクライ産駒で共同通信杯
連覇に挑む図式もありますね。

ダノン繋がりで言うと
2019年にダノンキングリー
(ディープインパクト産駒)
も共同通信杯を勝ってますね。

共同通信杯の血統傾向ならびに
馬主(ダノックス)の共同通信杯実績を
加味するとダノンザタイガーは有力ですね。




ハーツクライ系でもう1頭注目したい馬がいます。

3代血統表 コレペティトール

3代血統表 コレペティトール

牡 3歳    (父 11歳・母 20歳時産駒) 2020年 栗毛 (千歳市)
ジャスタウェイ

 2009年 鹿毛 (浦河町)
ハーツクライ

 2001年 鹿毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
アイリッシュダンス
 1990年 鹿毛 (千歳市)
シビル

 1999年 鹿毛 (白老町)
Wild Again
 1980年 (米)
*シャロン
 1987年 栗毛 (米)
*ベガスナイト

 2000年 栗毛 (米)
Coronado’s Quest

 1995年
Forty Niner
 1985年
Laughing Look
 1986年
Words of War

 1989年
Lord At War
 1980年
Right Word
 1982年
[Shenanigans]   6.25% 5 x 5

コレペティトール
(ジャスタウェイ産駒)

馬データ検索 [登録馬+未登録馬 対象]
馬名性齢厩舎着度数収得賞金種牡馬
アメリカズカップ 牡9抹消(栗)音無秀孝 4- 3- 1-342150マンハッタンカフェ

コレペティトールは半兄に
きさらぎ賞GⅢ勝ち馬のアメリカズカップ。

馬データ検索 [登録馬+未登録馬 対象]
馬名性齢厩舎着度数収得賞金種牡馬
キングオブドラゴン 牡6在厩(栗)矢作芳人 4- 9- 3-123550ハーツクライ

コレペティトールは同じく半兄に
重賞勝ちこそありませんが
先月に日経新春杯にて
10番人気で2着の実績を持つ
キングオブドラゴン。

コリペティトールは
兄弟に活躍馬も多い背景から
面白そうです。

また、コリペティトールは
共同通信杯出走馬の中で2頭しかいない
2勝馬になります。
※もう1頭の2勝馬はファントムシープ。

今年の共同通信杯の上位人気馬は
おそらくダノンザタイガー。
また、前走GⅠ出走馬に該当する
ファントムシープやレイベリング
あたりになるのかなと思います。

コリペティトールは2勝を上げた実績
ありながらも人気の盲点になりそうなので
馬券的妙味で言うと面白い存在になりそうです。

サドラーズウェルズ系・ノーザンダンサー系にも要注意

サドラーズウェルズ系
(濃灰色)

ノーザンダンサー系
(薄い灰色)

サドラーズウェルズ系
共同通信杯過去10年
1着 1回
2着 1回

母父サドラーズウェルズ系
共同通信杯過去10年
1着 0回
2着 2回
3着 1回



ノーザンダンサー系
共同通信杯過去10年
1着 0回
2着 0回
3着 1回

母父ノーザンダンサー系
共同通信杯過去10年
1着 2回
2着 0回
3着 0回

今年の共同通信杯には
サドラーズウェルズ系種牡馬
ノーザンダンサー系種牡馬
の有力馬の出走がありますね。

3代血統表 ファントムシーフ

3代血統表 ファントムシーフ

牡 3歳    (父 14歳・母 6歳時産駒) 2020年 鹿毛 (浦河町)
*ハービンジャー

 2006年 鹿毛 (英)
Dansili

 1996年 (英)
Danehill
 1986年 (米)
Hasili
 1991年
Penang Pearl

 1996年
Bering
 1983年
Guapa
 1988年
*ルパン2

 2014年 鹿毛 (米)
Medaglia d’Oro

 1999年 (米)
El Prado
 1989年
Cappucino Bay
 1989年
Promising Lead

 2004年
Danehill
 1986年 (米)
Arrive
 1998年
[Danehill]   25.00% 3 x 3
[Danzig]   12.50% 4 x 4
[Razyana]   12.50% 4 x 4
[Kahyasi]   12.50% 4 x 4
[Kerali]   12.50% 4 x 4
[Northern Dancer]   12.50% 5+5 x 5+5
[Pas de Nom]   6.25% 5 x 5
[His Majesty]   6.25% 5 x 5
[Spring Adieu]   6.25% 5 x 5
[Ile de Bourbon]   6.25% 5 x 5
[Kadissya]   6.25% 5 x 5
[High Line]   6.25% 5 x 5
[Sookera]   6.25% 5 x 5


ファントムシープ
(ハービンジャー産駒)


3代血統表 レイベリング

3代血統表 レイベリング

牡 3歳    (父 12歳・母 16歳時産駒) 2020年 鹿毛 (英)
Frankel

 2008年 (英)
Galileo

 1998年 (愛)
Sadler’s Wells
 1981年 (米)
Urban Sea
 1989年
Kind

 2001年
Danehill
 1986年 (米)
Rainbow Lake
 1990年
Noyelles

 2004年
Docksider

 1995年
Diesis
 1980年 (英)
Pump
 1982年
Bellarida

 1986年
Bellypha
 1976年
Lerida
 1978年
[Northern Dancer]   12.50% 4+5 x 5
[Le Fabuleux]   6.25% 5+5 (母方)

レイベリング
(フランケル産駒)


今年の共同通信杯は
上位人気候補の馬たちが
血統傾向的にも合いそうな印象を受けますね。

共同通信杯血統傾向 まとめ

共同通信杯
血統傾向からの注目馬

ダノンザタイガー
(ハーツクライ産駒)

コレペティトール
(ジャスタウェイ産駒)

ファントムシープ
(ハービンジャー産駒)

レベリング
(フランケル産駒)



メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。

血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。

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