こんにちは!メルベイユです。
今回の記事は中山巧者について
書いてみようと思います。
そもそも、中山巧者とは何ぞやという
話になりますが、これはあくまでも
私的な見解になりますが
中山競馬場では滅法強い!
あるいは、他の競馬場では成績があまり
良くないけど、中山競馬場なら走る(好走する)
というイメージでしょうか。
私のブログ内の記事に登場した
ヤマニンメルベイユは
まさしく中山巧者であったと思います。
下記にヤマニンメルベイユに関する
記事のリンクを貼っておきましたので
よろしければそちらも是非ご覧ください。
ヤマニンメルベイユが中山巧者で
私にとって高配当の使者であったように
中山巧者は馬券を買ううえでも
非常に面白い存在だと思い
今回のテーマを「中山巧者」にしてみました。
具体的な中山巧者
ヤマニンメルベイユ以降で
中山巧者でパッと思い付く馬を挙げてみると。
マツリダゴッホ
キョウエイストーム
ウインブライト
その他にもいると思いますが
私の中ではこの3頭が浮かびました。
この3頭に何か共通点がないかを
探ってみようと思います。
う~ん、中山巧者でパッと浮かんだ馬を
3頭挙げてみましたが
3頭とも見事な中山巧者っぷり!!!
それでは、3頭の共通点を探っていきましょう。
全勝利数に対する中山競馬場での勝利数の割合
マツリダゴッホ
総合成績 10-2-1-14
中山成績 8-1-1-3
全勝利数に対する中山競馬場での
勝利数の割合 80%
80%は驚異的な数字!
マツリダゴッホはまさに「中山の鬼」と呼ぶのに相応しいですね。
ウインブライト
総合成績 9-3-0-12
中山成績 5-2-0-3
全勝利数に対する中山競馬場での
勝利数の割合 55%
全勝利数に対して
半分以上は中山競馬場で挙げたもの。
ウインブライトは中山競馬場での接戦を勝ち切る
勝負強さを感じる馬でした。
キョウエイストーム
総合成績 4-5-5-30
中山成績 4-5-2-5
全勝利数に対する中山競馬場での
勝利数の割合 100%
キョウエイストームに至っては驚きの100%
という数字になりました!
中山競馬場以外のコースでは未勝利。
中山競馬場でしか勝ったことがないという
競馬用語で言うところの「中山専用機」
という言葉が相応しい馬です。
中山巧者(マツリダゴッホ・ウインブライト・キョウエイストーム)の東京競馬場での成績
マツリダゴッホ
中山成績 8-1-1-3
東京成績 0-0-0-4
ウインブライト
中山成績 5-2-0-3
東京成績 1-0-0-6
キョウエイストーム
中山成績 4-5-2-5
東京成績 0-0-1-7
私は関東在住で、関東の競馬場を中心に
馬券を買っているので、中山競馬場の成績と
それ以外の競馬場の比較ではなく
中山競馬場と東京競馬場の成績で
比較してみました。
マツリダゴッホ
ウインブライト
キョウエイストーム
3頭とも中山競馬場の成績に比べると
東京競馬場での成績が悪いのが一目瞭然ですね。
これは中山巧者の共通点と言ってもいいかもしれませんね。
競馬に詳しい人にとっては
今更感があるかと思いますが
何故、中山競馬場と東京競馬場で
こんなにも成績が違うのか
中山競馬場と東京競馬場のコース形態の違いについて比較してみました。
中山競馬場
右回り
小回りコース
最後の直線距離 310M
東京競馬場
左回り
大回りコース
最後の直線距離 525.9M
中山競馬場の右回りに対して
東京競馬場の左回り。
小回りコースの中山競馬場に対して
大回りコースの東京競馬場。
最後の直線が短い中山競馬場に対して
最後の直線が長い東京競馬場。
中山競馬場と東京競馬場
これだけコース形態が違うと
中山と東京で求められる適性も
変わってきてしまいます。
特に中山競馬場の場合は
小回りコースを上手に立ち回る
器用さも求められます。
中山競馬場と東京競馬場では
求められる強さの適性が異なるために
マツリダゴッホ、ウインブライト
キョウエイストームのように中山競馬場では
強いけど、東京競馬場は不得意という現象が
起こります。
中山適性が高過ぎるゆえに
真逆の適性を求められる東京では好走しにくい
と言ってもいいかもしれません。
中山巧者=中山競馬場出走レースで人気になるとは限らない!?
マツリダゴッホ
2007年有馬記念G1
中山競馬場
芝2500M
1着(9番人気)
2007年有馬記念をマツリダゴッホが
勝利した時にメルベイユもも現地で
観戦していましたがスタンドが
呆気にとられた空気になったのを覚えています。
当時のマツリダゴッホはG1未勝利の立場でした。
2007年有馬記念以前にG1出走歴はあるものの
2007年4月天皇賞・春(GⅠ)
京都競馬場
芝3200M
11着(5番人気)
2007年10月
天皇賞・秋(GⅠ)
東京競馬場
芝2000M
15着(8番人気)
という成績でした。
加えて、2007年有馬記念の出走馬の中には
メイショウサムソン(1番人気)
ウオッカ(3番人気)
ダイワスカーレット(5番人気)
がいる超豪華メンバー。
いくらマツリダゴッホが
中山競馬場を得意にしているとはいえ
2007年有馬記念での9番人気は
妥当なところでした。
ウインブライト
2019年1月
中山金杯(GⅢ)
中山競馬場
芝2000M
1着(3番人気)
2019年2月
中山記念(GⅡ)
中山競馬場
芝1800M
1着(5番人気)
ウインブライトの
2019年中山記念(GⅡ)につきましても
同レース出走馬の中に
ディアドラ(1番人気)
ステルヴィオ(2番人気)
エポカドーロ(3番人気)
スワーヴリチャード(4番人気)
ラッキーライラック(6番人気)
という5頭のG1勝ち馬との対戦となり
2019年中山記念時点でG1未勝利であった
ウインブライトは中山競馬場が
得意ではありましたが
格上馬との対戦ということもあり
5番人気という支持に留まりました。
中山巧者の魅力と強み
マツリダゴッホの有馬記念(G1)
1着(9番人気)にしても
ウインブライトの中山記念(G2)
1着(5番人気)にしても
中山競馬場が得意にも関わらず
格上の実績馬との対戦により
過小評価されていたというのが
共通点になると思います。
そして、過小評価を覆して
マツリダゴッホが有馬記念(GⅠ)を
ウインブライトが中山記念(GⅡ)を
勝利したのも、また共通点になると思います。
中山巧者の魅力や強みとしては
抜群のコース適性
戦国時代の言葉で言えば
地の利を活かして格上の実績馬を
負かしてしまうところではないでしょうか。
また、過小評価されているところも
ポイントになると思います。
馬券裁判でお馴染みの卍氏の著書にも
過小評価されている馬を買う
という予想スタンスで
緻密なデータ分析を
行っています。
いわゆる、統計学ですね。
卍氏の著書を読むと
税理士や会計士のレベルで
数字(数値)を導き出し
種牡馬、騎手、調教師などに
妙味度(利益度)という数値を
付けていきます。
そして、妙味度(利益度)の高い馬
を買うというスタンスで財を成した
わけであります。
卍氏の著書を読むと
決して的中率は高くありません。
むしろ、的中率は低いです。
ただし、期待値の高い馬。
卍氏の著書で言う
妙味度(利益度)の高い馬を
買い続けるというスタンスで
最終的には回収率は100%以上の
成果を出しているようです。
競馬で勝っている(利益を出している)
人はどういう志向やスタンスで取り組んで
いるのかが参考になると思います。
メルベイユもお勧めの1冊です。
馬券裁判でお馴染みの著者の卍氏。
卍氏の馬券スタンスは過小評価されて
いる馬を買うこと。
過小評価とはどういことか。
馬券的妙味度とはどういことかが
詳細に書かれています。
※妙味度名鑑では早くから
キズナ産駒の妙味度の高さを
伝えていました。
今回のタイトル「中山巧者の狙い方」は
まだまだ書き足らないので
書き足らない部分は次の記事に回したいと思います。
次回の記事は「中山巧者の狙い方2」で
実践編のような感じで
考えております。
つづく。
メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。
血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。
メルベイユも種牡馬事典を参考にして
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