こんにちは!
メルベイユです。
今回は10月22日(日)に行われる
菊花賞(GⅠ)の血統傾向を
分析してみたいと思います。
レース検索
日付 | 馬名S | 着順 | 種牡馬 | 母父馬 |
---|---|---|---|---|
201025 | コントレイル | 1 | ディープインパクト | Unbridled’s Song |
201025 | アリストテレス | 2 | エピファネイア | ディープインパクト |
201025 | サトノフラッグ | 3 | ディープインパクト | Not For Sale |
191020 | ワールドプレミア | 1 | ディープインパクト | Acatenango |
191020 | サトノルークス | 2 | ディープインパクト | Sadler’s Wells |
191020 | ヴェロックス | 3 | ジャスタウェイ | Monsun |
181021 | フィエールマン | 1 | ディープインパクト | Green Tune |
181021 | エタリオウ | 2 | ステイゴールド | Cactus Ridge |
181021 | ユーキャンスマイル | 3 | キングカメハメハ | ダンスインザダーク |
171022 | キセキ | 1 | ルーラーシップ | ディープインパクト |
171022 | クリンチャー | 2 | ディープスカイ | ブライアンズタイム |
171022 | ポポカテペトル | 3 | ディープインパクト | Mr. Greeley |
161023 | サトノダイヤモンド | 1 | ディープインパクト | Orpen |
161023 | レインボーライン | 2 | ステイゴールド | フレンチデピュティ |
161023 | エアスピネル | 3 | キングカメハメハ | サンデーサイレンス |
151025 | キタサンブラック | 1 | ブラックタイド | サクラバクシンオー |
151025 | リアルスティール | 2 | ディープインパクト | Storm Cat |
151025 | リアファル | 3 | ゼンノロブロイ | エルコンドルパサー |
141026 | トーホウジャッカル | 1 | スペシャルウィーク | Unbridled’s Song |
141026 | サウンズオブアース | 2 | ネオユニヴァース | Dixieland Band |
141026 | ゴールドアクター | 3 | スクリーンヒーロー | キョウワアリシバ |
131020 | エピファネイア | 1 | シンボリクリスエス | スペシャルウィーク |
131020 | サトノノブレス | 2 | ディープインパクト | トニービン |
131020 | バンデ | 3 | Authorized | Priolo |
121021 | ゴールドシップ | 1 | ステイゴールド | メジロマックイーン |
121021 | スカイディグニティ | 2 | ブライアンズタイム | ノーザンテースト |
121021 | ユウキソルジャー | 3 | トーセンダンス | オースミタイクーン |
111023 | オルフェーヴル | 1 | ステイゴールド | メジロマックイーン |
111023 | ウインバリアシオン | 2 | ハーツクライ | Storm Bird |
111023 | トーセンラー | 3 | ディープインパクト | Lycius |
上記の表は
菊花賞過去10年の
1~3着馬の種牡馬ならびに
母父馬を記載したものになります。
※2021・22年の菊花賞は阪神開催。
阪神開催の菊花賞はデータから
除外しています。
サンデーサイレンス系
(ディープインパクトと同系色)
3着内率 46.6%
長距離型サンデーサイレンス系
(ステイゴールドと同系色)
3着内率 26.6%
ミスタープロスペクター系
(キングカメハメハと同系色)
3着内率 10%
母父馬で最も3着内率が高い系統
ミスタープロスペクター系
Unbridled‘s Songと同系色
3着内率 16.6%
【11R】 第84回菊花賞
3歳・オープン・G1(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 芝3000m・外 (A)
馬名 | C | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 父 |
---|---|---|---|---|---|
トップナイフ | 牡3 | *横山典弘 | 57 | デクラレーションオブウォー | |
ウインオーディン | 牡3 | 三浦皇成 | 57 | エピファネイア | |
シーズンリッチ | 牡3 | 角田大河 | 57 | ドゥラメンテ | |
ダノントルネード | 牡3 | 西村淳也 | 57 | ハーツクライ | |
パクスオトマニカ | 牡3 | 田辺裕信 | 57 | ヴィクトワールピサ | |
リビアングラス | 牡3 | *坂井瑠星 | 57 | キズナ | |
タスティエーラ | 牡3 | *モレイラ | 57 | サトノクラウン | |
サヴォーナ | 牡3 | 池添謙一 | 57 | キズナ | |
ノッキングポイント | 牡3 | 北村宏司 | 57 | モーリス | |
マイネルラウレア | 牡3 | *岩田望来 | 57 | ゴールドシップ | |
サトノグランツ | 牡3 | 川田将雅 | 57 | サトノダイヤモンド | |
ハーツコンチェルト | 牡3 | 松山弘平 | 57 | ハーツクライ | |
ナイトインロンドン | 牡3 | 和田竜二 | 57 | グレーターロンドン | |
ソールオリエンス | 牡3 | 横山武史 | 57 | キタサンブラック | |
ファントムシーフ | 牡3 | 武豊 | 57 | ハービンジャー | |
ショウナンバシット | 牡3 | M.デム | 57 | シルバーステート | |
ドゥレッツァ | 牡3 | *ルメール | 57 | ドゥラメンテ |
菊花賞出走馬とその父
これらのデータを参考に
厳選特注馬ならびに血統注目馬を
ピックアップしてみたいと思います。
父も母父も菊花賞向きの血統。キタサンブラック産駒ソールオリエンス。
3代血統表 ソールオリエンス
牡 3歳 (父 8歳・母 13歳時産駒) 2020年 鹿毛 (千歳市)キタサンブラック 2012年 鹿毛 (日高町) |
ブラックタイド 2001年 黒鹿 (早来町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
*ウインドインハーヘア 1991年 鹿毛 (愛) | ||
シュガーハート 2005年 鹿毛 (門別町) |
サクラバクシンオー 1989年 鹿毛 (早来町) | |
オトメゴコロ 1990年 栗毛 (早来町) | ||
*スキア 2007年 鹿毛 (仏) |
Motivator 2002年 (英) |
Montjeu 1996年 |
Out West 1994年 | ||
Light Quest 2000年 |
Quest for Fame 1987年 | |
Gleam of Light 1991年 |
ソールオリエンス
父キタサンブラック
母父モティベーター
ソールオリエンスの血統構成は
父キタサンブラック
母父モティベーター
メルベイユは
ソールオリエンスについては
皐月賞を勝つ前から菊花賞向きと
言及しておりました。
詳細はこちら→皐月賞血統傾向
ソールオリエンスの
父キタサンブラックは
2015年の菊花賞馬。
そして、母父モティベーターと言えば。
3代血統表 タイトルホルダー
牡 5歳 (父 6歳・母 10歳時産駒) 2018年 鹿毛 (新ひだか町)ドゥラメンテ 2012年 鹿毛 (安平町) |
キングカメハメハ 2001年 鹿毛 (早来町) |
Kingmambo 1990年 (米) |
*マンファス 1991年 黒鹿 (愛) | ||
アドマイヤグルーヴ 2000年 鹿毛 (早来町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) | |
エアグルーヴ 1993年 鹿毛 (早来町) | ||
*メーヴェ 2008年 黒鹿 (英) |
Motivator 2002年 (英) |
Montjeu 1996年 |
Out West 1994年 | ||
Top Table 1989年 |
Shirley Heights 1975年 鹿毛 (英) | |
Lora’s Guest 1984年 |
[Northern Dancer] 6.25% 5+5 (母方)
母父モティベーターは
GⅠ・3勝馬のタイトルホルダーと
同じになりますね。
タイトルホルダー GⅠ勝ち鞍
2021年
菊花賞(阪神芝3000M) 1着
2022年
天皇賞・春(阪神芝3200M) 1着
2022年
宝塚記念(阪神芝2200M) 1着
ソールオリエンスもタイトルホルダーと
同じ母父モティベーターの血を持っていますので
セントライト記念から菊花賞への距離延長は
歓迎材料と言えるでしょう。
ソールオリエンスの前走は
セントライト記念GⅡ
中山芝2200M
10-9-9 上り34.0秒
2着(0.3秒差)
1番人気
ソールオリエンスの前走は
セントライト記念2着でしたが
本番(菊花賞)前の試走と考えれば
及第点の内容だったのではないでしょうか。
セントライト記念前の調教映像を見ても
8割くらいの仕上がりの印象を受けました。
セントライト記念を叩き
菊花賞で9割~ピークに近い仕上がりで
出走できれば、血統的にも自ずと
ソールオリエンスが菊花賞馬になるのでは
ないかと思います。
菊花賞親子制覇なるか。サトノダイヤモンド産駒サトノグランツ。
3代血統表 サトノグランツ
牡 3歳 (父 7歳・母 11歳時産駒) 2020年 鹿毛 (安平町)サトノダイヤモンド 2013年 鹿毛 (安平町) |
ディープインパクト 2002年 鹿毛 (早来町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
*ウインドインハーヘア 1991年 鹿毛 (愛) | ||
*マルペンサ 2006年 鹿毛 (亜) |
Orpen 1996年 | |
Marsella 1997年 | ||
*チェリーコレクト 2009年 鹿毛 (愛) |
Oratorio 2002年 (愛) |
Danehill 1986年 (米) |
Mahrah 1987年 | ||
Holy Moon 2000年 |
Hernando 1990年 | |
Centinela 1992年 |
[Danzig] 9.38% 5 x 4
[Nijinsky] 6.25% 5+5 (母方)
サトノグランツ
父サトノダイヤモンド
母父オラトリオ
サトノグランツの血統構成は
父サトノダイヤモンド
母父オラトリオ
父サンデー系×母父ノーザンダンサー系
この血統構成は父のサトノダイヤモンドと
同じですね。
父サトノダイヤモンドが
2016年の菊花賞馬になるのも強調ポイント
になりますね。
また、菊花賞において母父ノーザンダンサー系
(Orpenと同系色)が好走している
(レース検索参照)のも後押しになりますね。
メルベイユのブログ内でも何度か言及して
いますが、サトノグランツを管理する
友道調教師は長距離レースに強いこと
でも有名ですね。
友道厩舎所属馬の菊花賞好走例。
2019年菊花賞
ワールドプレミア 1着(3番人気)
2018年菊花賞
エタリオウ 2着(2番人気)
ユーキャンスマイル 3着(10番人気)
2017年菊花賞
ポポカテペトル 3着(13番人気)
2012年菊花賞
スカイディグニティ 2着(5番人気)
人気を問わず菊花賞で
これだけの好走例がある友道厩舎。
サトノグランツの馬柱を見ても
早くから菊花賞に照準を定めていたのは
明らかなので、長距離レースの友道厩舎から
送り出されるサトノグランツへの
期待が高まりますね。
母父アンブライドルズソングが魅力。ハーツクライ産駒ハーツコンチェルト。
3代血統表 ハーツコンチェルト
牡 3歳 (父 19歳・母 11歳時産駒) 2020年 鹿毛 (新冠町)ハーツクライ 2001年 鹿毛 (千歳市) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
Halo 1969年 (米) |
Wishing Well 1975年 | ||
アイリッシュダンス 1990年 鹿毛 (千歳市) |
*トニービン 1983年 鹿毛 (愛) | |
*ビユーパーダンス 1983年 黒鹿 (米) | ||
*ナスノシベリウス 2009年 芦毛 (米) |
Unbridled’s Song 1993年 芦毛 (米) |
Unbridled 1987年 (米) |
Trolley Song 1983年 | ||
Cradlesong 1999年 |
Pine Bluff 1989年 (米) | |
Happy Tune 1995年 |
[Fappiano] 9.38% 4+5 (母方)
[Northern Dancer] 6.25% 5 x 5
ハーツコンチェルト
父ハーツクライ
母父アンブライドルズソング
ハーツコンチェルトの血統構成は
父ハーツクライ
母父アンブライドルズソング
ハーツクライ産駒と言えば
長距離レースに強いことで知られて
いますが。
こと、菊花賞に関しては
ハーツクライ産駒の成績は不振を
極めています。
レース検索 種牡馬別集計
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ハーツクライ | 0- 1- 0-12/13 | 0.0% | 7.7% | 7.7% | 0 | 10 |
ソート:着別度数順
上記は
京都開催での菊花賞における
ハーツクライ産駒の成績になります。
長距離レースに強いはずの
ハーツクライ産駒ですが菊花賞は2着が
1回あるだけで、菊花賞での成績は
良くありません。
ハーツクライ産駒は晩成血統の傾向も、
ありますので、そのあたりの影響も
少なからずあるのかもしれません。
古馬のレースである天皇賞・春
(京都芝3200M)はハーツクライ産駒が
何度も馬券(3着内)に絡んでいますので。
菊花賞でのハーツクライ産駒狙いは
無理筋かと思いましたが
母父アンブライドルズソングの好走例に
着目してみました。
母父アンブライドルズソングの
菊花賞好走例
2020年菊花賞
コントレイル 1着(1番人気)
(母父アンブライドルズソング)
2014年菊花賞
トーホウジャッカル 1着(3番人気)
(母父アンブライドルズソング)
阪神開催の菊花賞は最後の直線に
急坂があり重厚なスタミナ比べの
様相を呈するのに対し
京都開催の菊花賞は最後の直線は
平坦になります。
そのあたりがスピード持続力の要素も加わり
アメリカの名血であり快速血統の
アンブライドルズソングに
向くのでしょうか。
ハーツコンチェルトの前走は
神戸新聞杯GⅡ
阪神芝2400M
8-7-7 上り33.秒
5着(0.1秒差)
1番人気
神戸新聞杯は前・内が有利な
馬場状態でした。
神戸新聞杯での
ハーツコンチェルトは大外枠の13番。
最後の直線は大外ブン回しでした。
それでいて、着差は0.1秒差の5着なので
着順ほど負けていないと言いますか
負けて強しとの見方もできそうです。
母父アンブライドルズソングの血を持つ
ハーツコンチェルトの菊花賞での巻き返し
に要注意ですね。
番外編 菊花賞好調教馬
菊花賞好調教馬
7・サヴォーナ
(キズナ産駒)
10.マイネルラウレア
(ゴールドシップ産駒)
12・ハーツコンチェルト
(ハーツクライ産駒)
15・ファントムシーフ
(ハービンジャー産駒)
17・ドゥレッツァ
(ドゥラメンテ産駒)
菊花賞血統傾向 まとめ
厳選特注馬
ソールオリエンス
(キタサンブラック産駒)
血統注目馬
サトノグランツ
(サトノダイヤモンド産駒)
ハーツコンチェルト
(ハーツクライ産駒)
第84回菊花賞(GⅠ)
京都芝3000M 右回り
2023年10月22日(日)
発送時刻 15時40分
菊花賞は勝負レースと位置付け
ているメルベイユ。
ソールオリエンスとサトノグランツ
の馬連は厚めに買っておきたいと
思うメルベイユです。
メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。
血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。
メルベイユも種牡馬事典を参考にして
取れた万馬券が数多くあります!
各種牡馬の特徴を知ることにより
競馬の面白さや深みが増していきます。
※誤レッドモンレーブ
正レッドモンレーヴ
でした・・・。
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