ラジオNIKKEI賞 血統傾向

血統
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こんにちは!

メルベイユです。

今回は7月2日(日)に行われる

ラジオNIKKEI賞の血統傾向を

分析してみたいと思います。

レース検索

レース検索

日付馬名S着順種牡馬母父馬
220703フェーングロッテンブラックタイドキングヘイロー
220703ショウナンマグマザファクターステイゴールド
220703サトノヘリオスエピファネイアサンデーサイレンス
210704ヴァイスメテオールキングカメハメハキングヘイロー
210704ワールドリバイバルエピファネイアアグネスタキオン
210704ノースブリッジモーリスアドマイヤムーン
200705バビットナカヤマフェスタタイキシャトル
200705パンサラッサロードカナロアMontjeu
200705ディープキングディープインパクトAcatenango
190630ブレイキングドーンヴィクトワールピサホワイトマズル
190630マイネルサーパスアイルハヴアナザータマモクロス
190630ゴータイミングディープインパクトRefuse To Bend
180701メイショウテッコンマンハッタンカフェLemon Drop Kid
180701フィエールマンディープインパクトGreen Tune
180701キボウノダイチバゴステイゴールド
170702セダブリランテスディープブリランテブライアンズタイム
170702ウインガナドルステイゴールドメジロマックイーン
170702ロードリベラルブレイクランアウトフジキセキ
160703ゼーヴィントディープインパクトブライアンズタイム
160703ダイワドレッサーネオユニヴァーススウェプトオーヴァーボード
160703アーバンキッドハーツクライSwain
150705アンビシャスディープインパクトエルコンドルパサー
150705ミュゼゴーストバゴリアルシヤダイ
150705マルターズアポジーゴスホークケンOld Trieste
140706ウインマーレライマツリダゴッホFusaichi Pegasus
140706クラリティシチーキングカメハメハスペシャルウィーク
140706ウインフェニックススズカフェニックスアグネスデジタル
130630ケイアイチョウサンステイゴールドシンボリクリスエス
130630カシノピカチュウスタチューオブリバティBelong to Me
130630アドマイヤドバイアドマイヤムーンサンデーサイレンス
集計期間:2013. 6.30 ~ 2022. 7. 3


上記の表はラジオNIKKEI賞過去10年の

1~3着馬の種牡馬ならびに母父馬を

記載したものになります。

ラジオNIKKEI賞過去10年

サンデーサイレンス系
(ディープインパクトと同系色)
3着内率 36.6%

長距離型サンデーサイレンス系
(ナカヤマフェスタと同系色)
3着内率 16.6%

ミスタープロスペクター系
(キングカメハメハと同系色)
3着内率 20%

母父馬で最も3着内率が高い系統
ミスタープロスペクター系
(アドマイヤムーンと同系色)

これらのデータを参考に
血統注目馬をピックアップ
してみようと思います。

強敵相手に戦ってきたのが強み。ダノンバラード産駒グラニット。

3代血統表 グラニット

3代血統表 グラニット

牡 3歳    (父 12歳・母 10歳時産駒) 2020年 鹿毛 (浦河町)
ダノンバラード

 2008年 黒鹿 (新ひだか町)
ディープインパクト

 2002年 鹿毛 (早来町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
*ウインドインハーヘア
 1991年 鹿毛 (愛)
*レディバラード

 1997年 黒鹿 (愛)
Unbridled
 1987年 (米)
Angelic Song
 1988年
インティワタナ

 2010年 鹿毛 (新ひだか町)
フサイチコンコルド

 1993年 鹿毛 (早来町)
Caerleon
 1980年 (米)
*バレークイーン
 1988年 鹿毛 (愛)
エイシンスペイン

 1999年 黒鹿 (浦河町)
*ペンタイア
 1992年 黒鹿 (英)
エイシンアテイン
 1989年 栗毛 (浦河町)
[Halo]   12.50% 4+4 (父方)
[Hail to Reason]   6.25% 5+5 (父方)
[Cosmah]   6.25% 5+5 (父方)
[Northern Dancer]   9.38% 5+5+5 (母方)

グラニット
(ダノンバラード産駒)

グラニットの血統構成は
父ダノンバラード
母父フサイチコンコルド

また、血統表を見ると
ダノンバラードの母父馬が
アメリカの名血であり
快速血統のアンブライドルド。

グラニットのテンのスピードは
アンブライドルドの血から
由来してるのか。

グラニットの前走は
皐月賞GⅠ
中山芝2000M
12着(2.3秒差)

グラニットは皐月賞で果敢に
ハナを奪い逃げましたが。
1000Mの通過タイムが
58.5秒というハイペース。

しかも、皐月賞の馬場状態は重馬場
でした。

皐月賞は流石にペースが速すぎたと
思いますので、グラニットの皐月賞での
結果は度外視したいと思います。

グラニットの前々走は
スプリングスS・GⅡ
中山芝1800M
4着(0.4秒差)

グラニットはスプリングSで
1000M通過59.4秒のペースで
逃げて、1着から0.4秒差の
4着でした。


ちなみにスプリングSの
馬場状態は重馬場でした。
馬場状態を考えれば
1000M通過59.4秒のペースで逃げて
4着(0.4秒差)はグラニットの底力を
感じられる内容だと思います。

スプリングSでグラニットに先着した馬を
見ると、グラニットが強敵相手に善戦した
ことがわかります。

スプリングS・GⅡ
中山芝1800M
1着 ベラジオペラ

日本ダービーGⅠ
東京芝2400M
4着 ベラジオペラ

スプリングS・GⅡ
中山芝1800M
3着 メタルスピード

皐月賞GⅠ
中山芝2000M
4着 メタルスピード


グラニットはGⅠ・GⅡのレースで
強敵相手に揉まれてきた経験がありますので
その経験を活かし、スプリングS(GⅡ)で
見せたパフォーマンスが再現出来れば
十分勝ち負けできるレベルにはあるのでは
ないでしょうか。

直近2年のラジオNIKKEI杯はロベルト系種牡馬が好走傾向あり。モーリス産駒アイスグリーン。

3代血統表 アイスグリーン

3代血統表 アイスグリーン

牡 3歳    (父 9歳・母 13歳時産駒) 2020年 青鹿 (安平町)
モーリス

 2011年 鹿毛 (日高町)
スクリーンヒーロー

 2004年 栗毛 (千歳市)
*グラスワンダー
 1995年 栗毛 (米)
ランニングヒロイン
 1993年 鹿毛 (千歳市)
メジロフランシス

 2001年 鹿毛 (伊達市)
*カーネギー
 1991年 鹿毛 (愛)
メジロモントレー
 1986年 黒鹿 (浦河町)
グリューネワルト

 2007年 青鹿 (安平町)
スペシャルウィーク

 1995年 黒鹿 (門別町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
キャンペンガール
 1987年 鹿毛 (門別町)
シェーンクライト

 1999年 鹿毛 (早来町)
*エリシオ
 1993年 鹿毛 (仏)
*カロギャル
 1988年 鹿毛 (米)
[サンデーサイレンス]   18.75% 4 x 3
[Halo]   9.38% 5 x 4
[Wishing Well]   9.38% 5 x 4
[Northern Dancer]   6.25% 5 x 5
[Fairy Bridge]   6.25% 5 x 5

アイスグリーン
(モーリス産駒)

アイスグリーンの血統構成は
父モーリス
母父スペシャルウィーク

サンデーサイレンス4×3の
インブリードがあるのも強調ポイント
になりますね。

また、母母父に凱旋門賞馬のエリシオ
と重厚感のある血統配合になりますね。

直近2年のラジオNIKKEI賞の
好走血統を見るとロベルト系の
好走が目立ちます。

ラジオNIKKEI賞GⅢ
福島芝1800M

2022年
サトノヘリオス 3着(2番人気)
(エピファネイア産駒)
※ロベルト系

2021年
ワールドリバイバル 2着(11番人気)
(エピファネイア産駒)
※ロベルト系

ノースブリッジ 3着(7番人気)
(モーリス産駒)
※ロベルト系

メルベイユのブログ内でも何度も
言及していますが、ロベルト系種牡馬は
緩みのない締まったペースを得意とする
傾向にあります。

福島競馬場は最後の直線が短い分
3・4コナー中間辺りから
ペースアップしていく傾向にあります。
※福島競馬場最後の直線の長さ
 芝 292M
 ダート 295.7M

また、今年のラジオNIKKEI賞は
前項で取り上げたグラニットの逃げが
濃厚になります。

グラニットはスローペースの溜め逃げを
するよりも、緩みのない締まったペースで
逃げたときの方が持ち味が活きるタイプになります。

グラニットの作り出すペースと、福島競馬場の
コース形態がロベルト系種牡馬でモーリス産駒
のアイスグリーンに合いそうな印象がありますね。

馬券的妙味も含めてアイスグリーンをピックアップ
してみました。

父ゴールドシップ×母父ロージズインメイ。マイネルモーント。

3代血統表 マイネルモーント

3代血統表 マイネルモーント

牡 3歳    (父 11歳・母 7歳時産駒) 2020年 芦毛 (新冠町)
ゴールドシップ

 2009年 芦毛 (日高町)
ステイゴールド

 1994年 黒鹿 (白老町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
ゴールデンサッシュ
 1988年 栗毛 (白老町)
ポイントフラッグ

 1998年 芦毛 (門別町)
メジロマックイーン
 1987年 芦毛 (浦河町)
パストラリズム
 1987年 黒鹿 (静内町)
ゲッカコウ

 2013年 黒鹿 (新ひだか町)
*ロージズインメイ

 2000年 青鹿 (米)
Devil His Due
 1989年
Tell a Secret
 1977年
チューベローズ

 2006年 黒鹿 (千歳市)
*シンボリクリスエス
 1999年 黒鹿 (米)
チューニー
 2000年 鹿毛 (門別町)
[サンデーサイレンス]   18.75% 3 x 4
[Halo]   12.50% 4 x 5+5
[Wishing Well]   9.38% 4 x 5

マイネルモーント
(ゴールドシップ産駒)

マイネルモーントの血統構成は
父ゴールドシップ
母父ロージズインメイ

母母父にロベルト系の
シンボリクリスエス

サンデーサイレンス4×3の
インブリードがあるのも強調ポイント
になりますね。

父ゴールドシップ
母父ロージズインメイ
で思い浮かぶのは。

3代血統表 ユーバーレーベン

3代血統表 ユーバーレーベン

牝 5歳    (父 9歳・母 11歳時産駒) 2018年 青鹿 (新冠町)
ゴールドシップ

 2009年 芦毛 (日高町)
ステイゴールド

 1994年 黒鹿 (白老町)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
ゴールデンサッシュ
 1988年 栗毛 (白老町)
ポイントフラッグ

 1998年 芦毛 (門別町)
メジロマックイーン
 1987年 芦毛 (浦河町)
パストラリズム
 1987年 黒鹿 (静内町)
マイネテレジア

 2007年 青毛 (新冠町)
*ロージズインメイ

 2000年 青鹿 (米)
Devil His Due
 1989年
Tell a Secret
 1977年
マイネヌーヴェル

 2000年 黒鹿 (静内町)
*ブライアンズタイム
 1985年 黒鹿 (米)
*マイネプリテンダー
 1995年 黒鹿 (新)
[Halo]   9.38% 4 x 5
[Hail to Reason]   6.25% 5 x 5

ユーバーレーベン
(ゴールドシップ産駒)

ユーバーレーベンは
2021年のオークス馬になりますね。

マイネルモーントの母父が
ロベルト系のシンボリクリスエス。

ユーバーレーベンの母父も
ロベルト系のブライアンズタイム。


このように血統配合も酷似していますね。

父ゴールドシップ
母父ロージズインメイ
の特徴としては
ユーバーレーベンの
レースぶりにも反映されるように
長くいい脚を使えるというのが長所に
なります。


前項でも言及したように
福島競馬場はコース形態上
3・4コーナー中間辺りからペースアップ
していく傾向にあります。

すなわち、ロングスパートをしても
バテない心肺機能を持つ父ゴールドシップ。
そして、母父がドバイワールドカップの
勝ち馬であり持続力に秀でたロージズインメイ。

マイネルモーントは血統的には
ラジオNIKKEI賞(福島芝1800M)
は合いそうですね。

ラジオNIKKEI賞血統傾向 まとめ

血統注目馬

グラニット
(ダノンバラード産駒)

アイスグリーン
(モーリス産駒)

マイネルモーント
(ゴールドシップ産駒)


※今回のラジオNIKKEI賞は大混戦で
 グラニット、アイスグリーン
 マイネルモーントと甲乙つけがたいので
 厳選特注馬は設けず、血統注目馬としました。

 個人的には荒れる要素の多いラジオNIKKEI賞に
 なると思いますので、馬券は馬単ボックスや
 3連複ボックスで買うのも妙味があるのでは
 ないかと思います。

第72回ラジオNIKKEI賞(GⅢ)

福島11R

福島芝1800M 右回り

2023年7月2日(日)

発送時刻  15時45分

メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。

血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。

Twitter始めました!
フォローしていただけますと
ブログ最新記事の更新通知を
受け取ることができます。

その他にも競馬に関することを
ツイートしていく予定です。

お気軽にフォローしてくださると
嬉しいです!

[最強]競馬ブログランキングへ

最強競馬ブログランキングに参加中。
ブログ執筆にあたり応援が励みになります。
クリックお願いします。

にほんブログ村 競馬ブログ 血統理論へ
にほんブログ村

日本ブログ村ランキングに参加中。
ブログ執筆にあたり応援が励みになります。
クリックお願いします。


































コメント

タイトルとURLをコピーしました