こんにちは!
メルベイユです。
今回は7月9日(日)に行われる
七夕賞の血統傾向を分析してみたいと
思います。
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日付 | 馬名S | 着順 | 種牡馬 | 母父馬 |
---|---|---|---|---|
220710 | エヒト | 1 | ルーラーシップ | ディープインパクト |
220710 | ヒートオンビート | 2 | キングカメハメハ | ディープインパクト |
220710 | アンティシペイト | 3 | ルーラーシップ | ディープインパクト |
210711 | トーラスジェミニ | 1 | キングズベスト | マンハッタンカフェ |
210711 | ロザムール | 2 | ローズキングダム | Caerleon |
210711 | ショウナンバルディ | 3 | キングズベスト | Redoute’s Choice |
200712 | クレッシェンドラヴ | 1 | ステイゴールド | Sadler’s Wells |
200712 | ブラヴァス | 2 | キングカメハメハ | ディープインパクト |
200712 | ヴァンケドミンゴ | 3 | ルーラーシップ | アグネスタキオン |
190707 | ミッキースワロー | 1 | トーセンホマレボシ | ジャングルポケット |
190707 | クレッシェンドラヴ | 2 | ステイゴールド | Sadler’s Wells |
190707 | ロードヴァンドール | 3 | ダイワメジャー | Storm Cat |
180708 | メドウラーク | 1 | タニノギムレット | クロフネ |
180708 | マイネルサージュ | 2 | ハービンジャー | サンデーサイレンス |
180708 | パワーポケット | 3 | エンパイアメーカー | タマモクロス |
170709 | ゼーヴィント | 1 | ディープインパクト | ブライアンズタイム |
170709 | マイネルフロスト | 2 | ブラックタイド | グラスワンダー |
170709 | ソールインパクト | 3 | ディープインパクト | Exchange Rate |
160710 | アルバートドック | 1 | ディープインパクト | Unusual Heat |
160710 | ダコール | 2 | ディープインパクト | Unbridled |
160710 | オリオンザジャパン | 3 | クロフネ | サンデーサイレンス |
150712 | グランデッツァ | 1 | アグネスタキオン | Marju |
150712 | ステラウインド | 2 | ゼンノロブロイ | スピニングワールド |
150712 | マデイラ | 3 | クロフネ | サンデーサイレンス |
140713 | メイショウナルト | 1 | ハーツクライ | カーネギー |
140713 | ニューダイナスティ | 2 | ディープインパクト | Dynaformer |
140713 | マイネルラクリマ | 3 | チーフベアハート | サンデーサイレンス |
130707 | マイネルラクリマ | 1 | チーフベアハート | サンデーサイレンス |
130707 | トレイルブレイザー | 2 | ゼンノロブロイ | Forty Niner |
130707 | タガノエルシコ | 3 | マヤノトップガン | ダンスインザダーク |
上記の表は七夕賞過去10年の
1~3着馬の種牡馬ならびに母父馬を
記載したものになります。
七夕賞過去10年
サンデーサイレンス系
(トーセンホマレボシと同系色)
3着内率 26.6%
長距離型サンデーサイレンス系
(ステイゴールドと同系色)
3着内率 20%
ミスタープロスペクター系
(ルーラーシップと同系色)
3着内率 30%
母父馬で最も3着内率が高い系統
サンデーサイレンス系
3着内率 36.6%
直近3年の七夕賞の血統傾向を
見るとミスプロ系の好走率が
非常に高いですね。
2022年七夕賞
種牡馬成績
1着 ミスタープロスペクター系
2着 ミスタープロスペクター系
3着 ミスタープロスペクター系
2021年七夕賞
種牡馬成績
1着 ミスタープロスペクター系
2着 ミスタープロスペクター系
3着 ミスタープロスペクター系
2021年と2022年は1~3着馬が
全てミスタープロスペクター系の
種牡馬という結果ですね。
2020年七夕賞
種牡馬成績
1着 長距離型サンデーサイレンス系
2着 ミスタープロスペクター系
3着 ミスタープロスペクター系
近年の七夕賞はミスプロ系種牡馬が
優勢ですね。
これらのデータを参考に
厳選特注馬ならびに血統注目馬を
ピックアップしてみようと思います。
昨年の七夕賞でコース適性の高さは証明済。ルーラーシップ産駒エヒト。
3代血統表 エヒト
牡 6歳 (父 10歳・母 8歳時産駒) 2017年 鹿毛 (日高町)ルーラーシップ 2007年 鹿毛 (安平町) |
キングカメハメハ 2001年 鹿毛 (早来町) |
Kingmambo 1990年 (米) |
*マンファス 1991年 黒鹿 (愛) | ||
エアグルーヴ 1993年 鹿毛 (早来町) |
*トニービン 1983年 鹿毛 (愛) | |
ダイナカール 1980年 鹿毛 (白老町) | ||
ヒーラ 2009年 鹿毛 (日高町) |
ディープインパクト 2002年 鹿毛 (早来町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
*ウインドインハーヘア 1991年 鹿毛 (愛) | ||
*セントフロンティア 2002年 鹿毛 (豪) |
Danehill 1986年 (米) | |
Cashelmara 1998年 |
エヒト
(ルーラシップ産駒)
エヒトの血統構成は
父ルーラシップ
母父ディープインパクト
エヒトは2022年の七夕賞勝ち馬
で今年の七夕賞では連覇を狙います。
ただし
昨年七夕賞を勝った時の斤量は54kg。
今年の七夕賞は58kgでの出走に
なります。
エヒトの血統は
近年の七夕賞で好走率の非常に高い
父ミスプロ系×母父サンデー系の
組み合わせ。
また、エヒト自身も七夕賞を勝っており
七夕賞への適性の高さを証明しています。
また、今回の七夕賞は逃げ・先行脚質の
馬が多いのもポイント。
フェーングロッテンをはじめとして
バトルボーン、セイウンハーデス
ショウナンマグマ、シフルマンなど
前で勝負したい馬が多く、速いペース
でレースが推移することが予想されます。
そうなった時に差し馬のエヒトに展開が
向きそうなのも魅力ですね。
近年の七夕賞での好走血統の組み合わせ。父ミスプロ系×母父サンデー系。キングカメハメハ産駒ククナ。
3代血統表 ククナ
牝 5歳 (父 17歳・母 6歳時産駒) 2018年 黒鹿 (安平町)キングカメハメハ 2001年 鹿毛 (早来町) |
Kingmambo 1990年 (米) |
Mr. Prospector 1970年 (米) |
Miesque 1984年 | ||
*マンファス 1991年 黒鹿 (愛) |
Last Tycoon 1983年 | |
Pilot Bird 1983年 | ||
クルミナル 2012年 鹿毛 (安平町) |
ディープインパクト 2002年 鹿毛 (早来町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
*ウインドインハーヘア 1991年 鹿毛 (愛) | ||
*クルソラ 2002年 栗毛 (亜) |
Candy Stripes 1982年 (米) | |
Calorica 1995年 |
[Lyphard] 6.25% 5+5 (母方)
ククナ
(キングカメハメハ産駒)
ククナの血統構成は
父キングカメハメハ
母父ディープインパクト
そして、母がクルミナル。
クルミナルはクラッシック戦線
でも活躍した馬でした。
クルミナル
2015年桜花賞 2着
2015年オークス 3着
ククナに関しては、東京競馬場向き
のイメージがあり、七夕賞の行われる
福島競馬場では懐疑的な印象がありました。
ククナ
東京競馬場成績(芝)
2-3-1-1
3着内率 85.7%
ククナは長い直線のコースを活かして
末脚を伸ばすタイプで、最後の直線の
短い小回りコースの福島競馬場では
割引と考えていました。
しかし、調教での抜群の手応えに
ククナの心身の充実ぶりを感じました。
また、血統的にも近年の七夕賞の好走血統に
ピッタリと嵌る父ミスプロ系×母父サンデー。
ククナの母父はディープインパクトになりますが
昨年(2022年)の七夕賞の結果を見ると
1~3着馬の母父馬が全てディープインパクト!
また、ククナと同じ
父キングカメハメハ
母父ディープインパクト
の組み合わせが七夕賞で好走しているのも
見逃せません。
父キングカメハメハ
母父ディープインパクト
七夕賞好走例
2022年
ヒートオンビート 2着(1番人気)
2020年
ブラヴァス 2着(7番人気)
あとは、古くからの格言でもあります
夏は牝馬。
ククナの7月~9月の成績を調べると
1-0-2-0
調教、血統、夏は牝馬と買いの要素が
たくさんあり、その割にはそこまでの
人気もしていないので、馬券的妙味の
ある1頭です。
重賞初挑戦も現在4連勝中。シルバーステート産駒バトルボーン
3代血統表 バトルボーン
牡 4歳 (父 6歳・母 12歳時産駒) 2019年 鹿毛 (安平町)シルバーステート 2013年 青鹿 (安平町) |
ディープインパクト 2002年 鹿毛 (早来町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
*ウインドインハーヘア 1991年 鹿毛 (愛) | ||
*シルヴァースカヤ 2001年 黒鹿 (米) |
Silver Hawk 1979年 (米) | |
Boubskaia 1987年 | ||
コンカラン 2007年 栗毛 (新冠町) |
ジャングルポケット 1998年 鹿毛 (早来町) |
*トニービン 1983年 鹿毛 (愛) |
*ダンスチャーマー 1990年 黒鹿 (米) | ||
*クバター 1992年 栗毛 (亜) |
De Ramiro 1987年 | |
Golden Relic 1975年 |
バトルボーン
(シルバーステート産駒)
バトルボーンの血統構成は
父シルバーステート
母父ジャングルポケット
メルベイユも愛読している
種牡馬事典2022-2023の
シルバーステートのページを読むと
シルバーステート産駒は芝2000Mの
優秀さが目立つとの記載がありました。
それに違わぬようにバトルボーンは
現在芝2000Mのレースを3連勝中になりますね。
バトルボーンの前走は
ウェルカムS・3勝クラス
東京芝2000M
2-2-2 上り34.5秒
1着(アタマ差)
(1番人気)
バトルボーンの前走をチェックしてみると
秀逸なレース内容で勝利しています。
まずは枠
東京芝2000Mはコース形態上
内枠が有利な構造になっていますが
前走のバトルボーンは8枠16番の大外枠。
8枠16番から2番手のポジションを取り
上り34.5秒で押し切った内容は中身が濃い
ですね。
※8枠16番から2番手を取ると、どうしても
最初に脚を使わされてしまう嫌いがあります。
そして、ウェルカムSのラップ。
ウェルカムS(3勝クラス)の
1000M通過タイムは58.8秒。
2番手追走のバトルボーンにとって
厳しい流れになりましたが
最後は並ばれて抜かれそうに
なりながら、抜かせない勝負根性の
高さを見せて勝ち切りました。
前走ウェルカムS(3勝クラス)は
東京芝2000Mでのレースになりますが
今回七夕賞が行われるのは福島芝2000M。
左回りで最後の直線が長い(525.9M)
東京競馬場。
右回りで最後の直線が短い(292M)
福島競馬場。
東京競馬場と福島競馬場では求められる
適性が異なりますが、バトルボーンは
前々走に福島競馬場とコース形態が近い
中山芝2000M(2勝クラス)を勝っています
ので、バトルボーンの器用さや総合力の高さを
伺わせることができますね。
七夕賞血統傾向 まとめ
厳選特注馬
エヒト
(ルーラーシップ産駒)
血統注目馬
ククナ
(キングカメハメハ産駒)
バトルボーン
(シルバーステート産駒)
第59回七夕賞(GⅢ)
福島11R
福島芝1800M
2023年7月9日(日)
発送時刻 15時45分
メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。
血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。
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