こんにちは！
メルベイユです。
前回記事、皐月賞血統傾向では
厳選特注馬として取り上げた
タスティエーラとソールオリエンスが
ワンツーを決めてくれました！
皐月賞は個人的にも
タスティエーラとソールオリエンスの
馬連1点買いと
ソールオリエンスからの
3連単1着固定フォーメーションが的中しました。
今後もメルベイユのブログを読んでくださる
読者の皆さまに有益な情報をお届けできるよう
精進して参りたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
「お馬さんあれこれブログ」の読者の皆さま
いつもありがとうございます。
前置きが長くなりました。
今回はフローラS（GⅡ）の傾向を
分析してみたいと思います。
フローラステークス枠順別成績（過去15年）
レース検索 枠番別集計
| 枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| １枠 | 2- 2- 1-24/29 | 6.9% | 13.8% | 17.2% |
| ２枠 | 4- 2- 1-23/30 | 13.3% | 20.0% | 23.3% |
| ３枠 | 2- 3- 4-20/29 | 6.9% | 17.2% | 31.0% |
| ４枠 | 2- 2- 0-26/30 | 6.7% | 13.3% | 13.3% |
| ５枠 | 0- 2- 1-27/30 | 0.0% | 6.7% | 10.0% |
| ６枠 | 1- 3- 0-26/30 | 3.3% | 13.3% | 13.3% |
| ７枠 | 0- 0- 4-34/38 | 0.0% | 0.0% | 10.5% |
| ８枠 | 4- 1- 4-33/42 | 9.5% | 11.9% | 21.4% |
上記の表はフローラS枠順別成績
過去15年になります。
東京芝2000Mはコース形態上
内枠有利と言われますが。
勝率、連対率が
最も高いのが2枠になります。
複勝率が最も高いのが3枠になります。
ただし、8枠も
勝率が2位、複勝率が3位と悪くありません。
フローラステークス生産者別成績（過去15年）
レース検索 生産者別集計
| 生産者 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ノーザンファーム | 5- 3- 6-64/78 | 6.4% | 10.3% | 17.9% |
| 社台ファーム | 3- 4- 4-28/39 | 7.7% | 17.9% | 28.2% |
| コスモヴューファーム | 1- 0- 0- 5/ 6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
| 下河辺牧場 | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| レイクヴィラファーム | 1- 0- 0- 3/ 4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
| ダーレー・ジャパン・ファーム | 1- 0- 0- 3/ 4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
| 小島牧場 | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| 目黒牧場 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 南部功 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 追分ファーム | 0- 3- 0- 3/ 6 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
ソート：着別度数順
上記の表はフローラS生産者別成績
過去15年になります。
ノーザンファームの1位は言わずもがな
ですが、出走回数が約2倍近く違うとは言え
勝率、連対率、複勝率は社台ファームが
ノーザンファームを上回ってますね。
皐月賞（社台ファーム生産馬の
ソールオリエンスが快勝）に引き続き
社台ファーム生産者の逆襲なるか。
フローラS出走の社台ファーム生産馬
キミノナハマリア
（ハービンジャー産駒）
クイーンオブソウル
（マインドユアビスケッツ産駒）
ソーダズリング
（ハーツクライ産駒）
ピクシーレーション
（ハーツクライ産駒）
レシプロシティ
（キズナ産駒）
フローラSキャリア別成績（過去15年）
レース検索 キャリア別集計
| キャリア | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ０戦 | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
| １戦 | 0- 0- 0- 11/ 11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| ２戦 | 2- 0- 1- 41/ 44 | 4.5% | 4.5% | 6.8% |
| ３戦 | 5- 4- 5- 36/ 50 | 10.0% | 18.0% | 28.0% |
| ４戦 | 4- 0- 2- 32/ 38 | 10.5% | 10.5% | 15.8% |
| ５戦 | 1- 5- 4- 37/ 47 | 2.1% | 12.8% | 21.3% |
| ６戦 | 0- 1- 1- 20/ 22 | 0.0% | 4.5% | 9.1% |
| ７戦 | 2- 2- 1- 14/ 19 | 10.5% | 21.1% | 26.3% |
| ８戦 | 0- 2- 1- 9/ 12 | 0.0% | 16.7% | 25.0% |
| ９戦 | 1- 1- 0- 8/ 10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 10戦 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記の表はフローラSキャリア別成績
過去15年になります。
キャリア7戦の馬が好成績を残していますが
今年のフローラS出走馬にはキャリア7戦の
馬はおりませんので、キャリア7戦は除外します。
全体的な傾向を見てみると
キャリア3～4戦の馬が好走傾向にありますね。
なかでも連対率、複勝率が最も高いのが
キャリア3戦の馬になりますね。
今年のフローラSでのキャリア3戦の出走馬。
クイーンオブソウル
（マインドユアビスケッツ産駒）
バロサヴァーレ
（ハーツクライ産駒）
また、キャリア1戦の馬は
過去15年において
0-0-0-11
１着はおろか2着や３着もないというのも
興味深いデータになりますね。
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フローラS前半5F（1000M）と後半5F（1000M）のラップ比較
| 前5F | 後5F |
|---|---|
| 63.1 | 60.8 |
| 60.7 | 59.3 |
| 62.6 | 59.2 |
| 59.7 | 60.0 |
| 61.5 | 59.8 |
| 61.1 | 58.4 |
| 60.6 | 58.9 |
| 58.6 | 60.1 |
| 60.2 | 59.2 |
| 60.2 | 60.2 |
上記の表はフローラS過去10年の
前半5Fと後半5Fの時計を比較した
ものになります。
※表の1番上が2013年
表の一番下が2022年になります。
過去10年の前半5F（1000M）
平均は60.83秒
過去10年の後半5F（1000M）
平均は59.59秒
60.83秒-59.59秒＝1.24秒
前後半5Fの差が1.24秒ありますので
フローラSは後傾ラップになる確率の高い
レースになると言ってもいいでしょうか。
今年のフローラSも確たる逃げ馬は存在しません
ので、スローペースからの後傾ラップになる可能性が
高いと思います。
そのようなレース展開になると仮定すると
最後の3F（600M）で
上り３３秒台半ば～34秒台半ばの末脚を繰り出せる
馬に注目してみたいと思います。
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フローラステークス傾向 まとめ
勝率、連対率が
最も高いのが2枠。
複勝率が
最も高いのが3枠
出走回数が約2倍近く違うとはいえ
勝率、連対率、複勝率は
社台ファーム生産馬がノーザンファーム
生産馬を上回っている。
勝率が
最も高いのがキャリア4戦の馬。
連対率、複勝率が
最も高いのがキャリア3戦の馬。
今年のフローラSは
確たる逃げ馬が存在しないため
前後半5F（1000M)は後傾ラップに
なる可能性が高い。
メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。
血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。
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