皐月賞　血統傾向

こんにちは！

メルベイユです。

今回は4月16日（日）に行われる

皐月賞（GⅠ）の血統傾向を

分析してみたいと思います。

レース検索

日付	馬名S	着順	種牡馬	母父馬
220417	ジオグリフ	１	ドレフォン	キングカメハメハ
220417	イクイノックス	２	キタサンブラック	キングヘイロー
220417	ドウデュース	３	ハーツクライ	Vindication
210418	エフフォーリア	１	エピファネイア	ハーツクライ
210418	タイトルホルダー	２	ドゥラメンテ	Motivator
210418	ステラヴェローチェ	３	バゴ	ディープインパクト
200419	コントレイル	１	ディープインパクト	Unbridled’s Song
200419	サリオス	２	ハーツクライ	Lomitas
200419	ガロアクリーク	３	キンシャサノキセキ	Kingmambo
190414	サートゥルナーリア	１	ロードカナロア	スペシャルウィーク
190414	ヴェロックス	２	ジャスタウェイ	Monsun
190414	ダノンキングリー	３	ディープインパクト	Storm Cat
180415	エポカドーロ	１	オルフェーヴル	フォーティナイナー
180415	サンリヴァル	２	ルーラーシップ	アグネスタキオン
180415	ジェネラーレウーノ	３	スクリーンヒーロー	ロックオブジブラルタル
170416	アルアイン	１	ディープインパクト	Essence of Dubai
170416	ペルシアンナイト	２	ハービンジャー	サンデーサイレンス
170416	ダンビュライト	３	ルーラーシップ	サンデーサイレンス
160417	ディーマジェスティ	１	ディープインパクト	ブライアンズタイム
160417	マカヒキ	２	ディープインパクト	フレンチデピュティ
160417	サトノダイヤモンド	３	ディープインパクト	Orpen
150419	ドゥラメンテ	１	キングカメハメハ	サンデーサイレンス
150419	リアルスティール	２	ディープインパクト	Storm Cat
150419	キタサンブラック	３	ブラックタイド	サクラバクシンオー
140420	イスラボニータ	１	フジキセキ	Cozzene
140420	トゥザワールド	２	キングカメハメハ	サンデーサイレンス
140420	ウインフルブルーム	３	スペシャルウィーク	サクラユタカオー

集計期間：2014. 4.20 ～ 2022. 4.17

上記の表は皐月賞過去10年の

1～3着馬の種牡馬ならびに母父馬を

記載したものになります。

皐月賞はサンデーサイレンス系種牡馬が優勢

皐月賞過去10年
サンデーサイレンス系種牡馬
（ディープインパクトと同系色）
３着内率　33.3％

長距離型サンデーサイレンス系
（ハーツクライと同系色）
３着内率　 20％

ミスタープロスペクター系
（ドゥラメンテと同系色）
３着内率　20％

サンデー系とミスプロ系の対比で
言えば皐月賞はサンデー系が優勢でしょうか。

サンデー系種牡馬と長距離型サンデー系を
合わせると３着内率は55.5％になりますね。

現在ブログを書いているのは土曜日午後。
中山競馬場の芝は重馬場になります。

日曜日の中山競馬場の天気予報を見ると
晴時々雨で降水確率が60％という微妙な予報。

皐月賞レース時の馬場状態は稍重～重馬場が
予想されます。

今回の皐月賞血統傾向は皐月賞の馬場状態を
重馬場と仮定して、重馬場で力を発揮できそうな
血統を探してみたいと思います。

重馬場の皐月賞向きの血統

３代血統表　タスティエーラ

牡 3歳　　　　(父 8歳・母 6歳時産駒)　2020年 鹿毛 (安平町) [Northern Dancer]　　 6.25%　5 x 5

タスティエーラ
（サトノクラウン産駒）

皐月賞が重馬場になった場合
サトノクラウン産駒のタスティエーラが
面白いのではないかと頭に浮かびました。

サトノクラウン
2015年京都記念GⅡ
京都芝2200M（重）　1着

2017年宝塚記念GⅠ
阪神芝2200M（稍重）　1着

2017年天皇賞・秋
東京芝2000M（不良）　2着

現役時代のサトノクラウンは道悪馬場に
滅法強い道悪巧者でした。

なかでも2017年の天皇賞・秋はメルベイユも
現地で観戦していましたが
当日は台風のような大雨が降りしきる極悪馬場。
天皇賞・秋（東京芝2000M）の
勝ち時計は2分8秒3。
勝ち馬はキタサンブラック。
サトノクラウンはクビ差2着でした。




タスティエーラの前走は
弥生賞GⅡ（中山芝2000M）1着
弥生賞が初めての中山競馬場での
レースになりましたが、中山コースの
立ち回りも巧く、中山向きの器用さも
持ち合わせてる印象を受けました。

前々走の共同通信杯GⅢ（東京芝1800M）
は0.2差の4着。
共同通信杯の勝ち馬はファントムシープ。

ファントムシープは土曜日午後現在
皐月賞の単勝1番人気に支持されていますが
ファントムシープとタスティエーラの共同通信杯
での着差を考えると、タスティエーラに馬券的な
妙味を感じます。



もう1頭重馬場で面白そうな出走馬は

３代血統表　ソールオリエンス

牡 3歳　　　　(父 8歳・母 13歳時産駒)　2020年 鹿毛 (千歳市) [Lyphard]　　 6.25%　5+5 (父方)

ソールオリエンス
（キタサンブラック産駒）

ソールオリエンスは
前走の京成杯GⅢを完勝。
荒削りながらも大物の相を感じさせる
勝ちっぷりでした。

ただし、皐月賞で実績の乏しいキャリア2戦馬。
全2戦も少頭数のスローペースになりますので
18頭立てのペースが速くなりやすい皐月賞への
対応が懸念材料ではあります。

※皐月賞の枠順別成績、生産者別成績
キャリア別成績、ペース傾向につきましては
前回記事皐月賞傾向をご覧ください。

ソールオリエンスの評価を下げようと
思いましたが、皐月賞が重馬場で行われる
可能性が出てきました。

ソールオリエンスは血統を見ると
重馬場巧者である可能性が浮上しました。

父キタサンブラックは前述しました
不良馬場で行われた2017年天皇賞・秋
の勝ち馬。

また、母父モティベーター
（サドラーズウェルズ系）も欧州血統で
重・不良馬場への適性は高いものがあります。

母父モティベーターで思い浮かぶのは

３代血統表　タイトルホルダー

牡 5歳　　　　(父 6歳・母 10歳時産駒)　2018年 鹿毛 (新ひだか町) [Mr. Prospector]　　 9.38%　4 x 5
[Northern Dancer]　　 6.25%　5+5 (母方)

タイトルホルダーは
前走の不良馬場で行われた
日経賞（中山芝2500M）を
2着馬に1.3秒差の大差を付けての
勝利。

また、2022年の稍重で行われた
天皇賞・春（阪神芝3200M）も
2着に1.1秒差の大差を付けての
勝利。

父キタサンブラック
母父モティベーター
の血統配合のソールオリエンスにとっては
皐月賞は良馬場よりも重馬場の方がより面白い
のではと個人的に感じますね。

余談になりますが
ソールオリエンスは菊花賞にはかなり向くのでは
ないでしょうか。

父キタサンブラックは菊花賞馬。
母父モティベーターは菊花賞を勝利した
タイトルホルダーと同じ。

皐月賞血統傾向　まとめ

厳選特注馬

タスティエーラ
（サトノクラウン産駒）

ソールオリエンス
（キタサンブラック産駒）

本来は厳選特注馬は1頭にしたいの
ですが、甲乙つけがたいので
厳選特注馬を2頭にさせていただきました。

とりあえず、タスティエーラとソールオリエンス
の馬連は抑えておきたいと思うメルベイユです。

第83回皐月賞GⅠ

中山芝2000M　右回り

2023年4月16日（日）

発送時刻　15時40分

メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。

血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。

皐月賞傾向 https://t.co/ktXSVFRHDV
ブログ更新！
記事タイトルは「皐月賞傾向」になります。
枠順別成績、生産者別成績、キャリア別成績、ラップ傾向などを分析してみました。
よろしければ是非ご覧ください！#ブログ初心者#ブログ更新 #皐月賞 #皐月賞傾向

— メルベイユ (@1p72X6xPGEBd99x) April 14, 2023

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