函館記念 血統傾向

血統
CA3I0253

こんにちは!

メルベイユです。

今回は函館記念の血統傾向を分析する
前に、七夕賞を振り返ってみたいと思います。

七夕賞

厳選特注馬

エヒト 8着(4番人気)

血統注目馬

ククナ 2着(9番人気)

バトルボーン 4着(1番人気)

七夕賞はエヒトを軸にして
ハズレた訳ですが・・・。

七夕賞はトッリキーな福島競馬場で
行われる夏場のハンデ重賞。

馬券としては難解で荒れる要素が満載
のレースになります。
その反面、的中した時のリターンは
大きく、面白いレースでもあります。

そういうレースになりますので
メルベイユは当初、七夕賞は
ボックス買いをしようと考えていました。

馬単5頭ボックス(20点)
3連複7頭ボックス(35点)

あくまでも、結果論になりますが
上記の馬単と3連複のボックス買いを
していれば、七夕賞は馬単と3連複が
ダブル的中でした。

ちなみに七夕賞の馬単と3連複の配当は
馬単 15-4 10,090円
3連複 2-4-15 75,570円

逃した魚は大きかったと思うと同時に
やはり、馬券は買い方が重要だと改めて
痛感した次第です。

函館記念も七夕賞同様に荒れる要素が
満載の夏場のハンデ重賞になります。
また、函館競馬場の馬場も悪化しており
荒れる要素に拍車が掛かっている印象が
あります。

そういうことで、函館記念はボックス買い
をするという前提で記事を書いてみようと
思いますので、そのような観点から記事を
読んでいただけると幸いです。

前置きが長くなりましたが

今回は7月16日(日)に行われる

函館記念の血統傾向を分析してみたいと

思います。


レース検索

レース検索

日付馬名S着順種牡馬母父馬
220717ハヤヤッコキングカメハメハクロフネ
220717マイネルウィルトススクリーンヒーローロージズインメイ
220717スカーフェイスハーツクライクロフネ
210718トーセンスーリヤローエングリンデュランダル
210718アイスバブルディープインパクトキングカメハメハ
210718バイオスパークオルフェーヴルマイネルラヴ
200719アドマイヤジャスタジャスタウェイエリシオ
200719ドゥオーモディープインパクトコマンダーインチーフ
200719バイオスパークオルフェーヴルマイネルラヴ
190714マイスタイルハーツクライフォーティナイナー
190714マイネルファンロンステイゴールドロージズインメイ
190714ステイフーリッシュステイゴールドキングカメハメハ
180715エアアンセムシンボリクリスエスサンデーサイレンス
180715サクラアンプルールキングカメハメハサンデーサイレンス
180715エテルナミノルエンパイアメーカーフジキセキ
170716ルミナスウォリアーメイショウサムソンアグネスタキオン
170716タマモベストプレイフジキセキノーザンテースト
170716ヤマカツライデンシンボリクリスエスダンスインザダーク
160717マイネルミラノステイゴールドPolish Precedent
160717ケイティープライドディープインパクトフレンチデピュティ
160717ツクバアズマオーステイゴールドGiant’s Causeway
150719ダービーフィズジャングルポケットサンデーサイレンス
150719ハギノハイブリッドタニノギムレットトニービン
150719ヤマカツエースキングカメハメハグラスワンダー
140720ラブイズブーシェマンハッタンカフェメジロマックイーン
140720ダークシャドウダンスインザダークPrivate Account
140720ステラウインドゼンノロブロイスピニングワールド
130714トウケイヘイローゴールドヘイローミルジヨージ
130714アンコイルドGiant’s CausewayAlzao
130714アスカクリチャンスターリングローズダイナレター
集計期間:2013. 7.14 ~ 2022. 7.17


上記の表は函館記念過去10年の

1~3着馬の種牡馬ならびに母父馬を

記載したものになります。

函館記念過去10年

サンデーサイレンス系
(ディープインパクトと同系色)
3着内率 20%

長距離型サンデーサイレンス系
(ハーツクライと同系色)
3着内率 33.3%

ミスタープロスペクター系
(キングカメハメハと同系色)
3着内率 16.6%

母父馬で最も3着内率が高い系統
サンデーサイレンス系
3着内率 20%

長距離型サンデーサイレンス系の
3着内率が高いですね。

函館競馬場は洋芝を使用していますので
タフな馬場の影響により、パワーやスタミナ
が問われます。

それ故に長距離型サンデーサイレンス系の
3着内率の高さは納得の結果になりますね。

これらのデータを参考に
血統注目馬をピックアップしてみようと
思います。

矢作厩舎の逃げ馬には注意。ノーネイヴァー産駒ユニコーンライオン

3代血統表 ユニコーンライオン

3代血統表 ユニコーンライオン

牡 7歳    (父 5歳・母 8歳時産駒) 2016年 黒鹿 (愛)
No Nay Never

 2011年 (米)
Scat Daddy

 2004年 (米)
Johannesburg
 1999年
Love Style
 1999年
Cat’s Eye Witness

 2003年
Elusive Quality
 1993年 (米)
Comical Cat
 1985年
Muravka

 2008年
High Chaparral

 1999年 (愛)
Sadler’s Wells
 1981年 (米)
Kasora
 1993年
Tabdea

 1987年
Topsider
 1974年
Madame Secretary
 1982年
[Mr. Prospector]   9.38% 4+5 (父方)
[Northern Dancer]   15.63% 5 x 4+4
[Nearctic]   6.25% 5+5 (母方)
[Natalma]   6.25% 5+5 (母方)

ユニコーンライオン
(ノーネイヴァー産駒)

ユニコーンライオンの血統構成は
父ノーネイヴァー
母父ハイシャパラル

父がストームキャット系
母父がサドラーズウェルズ系
の血統構成になりサンデーサイレンス
の血を持たない特徴があります。

ユニコーンライオンの逃げに
期待してみたいです。

ユニコーンライオンは矢作厩舎所属馬
になりますが。
函館記念において矢作厩舎は2頭出しに
なります。

ユニコーンライオン(矢作厩舎)
キングオブドラゴン(矢作厩舎)

ユニコーンライオンの脚質が逃げ。
キングオブドラゴンの脚質が先行。

ユニコーンライオンが逃げて
キングオブドラゴンが2番手の矢作厩舎
ラインが作れた時はかなり面白いのでは
ないかと思います。

ただし、今回は先行馬が多数いるので
キングオブドラゴンが2番手を取れるかが
鍵になると思います。

ユニコーンライオンの血統表を見ると
母母父に欧州の大種牡馬サドラーズウェルズ。

サドラーズウェルズの血を持つ
ユニコーンライオンの函館競馬場
での成績は。
函館芝 2-0-0-0

洋芝の函館競馬場と欧州の大種牡馬
サドラーズウェルズの組み合わせの妙を
感じますね。

あくまでこれはメルベイユの主観になります
が、矢作厩舎の人気薄の逃げ馬は結構穴を
開けるイメージがあります。

函館記念でユニコーンライオンはトップハンデ
59キロを課されました。
59キロは厳しい斤量にはなりますが

2022年福島記念GⅢ 
福島芝2000M 1着

2021年宝塚記念GⅠ
阪神芝2200M 2着

福島記念の勝ち馬であり、宝塚記念でも2着の
実績を持つ、人気薄の逃げ馬ユニコーンライオン
の巻き返しに期待したいです。

全兄が重賞2勝馬のユーキャンスマイル。キングカメハメハ産駒ルビーカサブランカ。

3代血統表 ルビーカサブランカ

3代血統表 ルビーカサブランカ

牝 6歳    (父 16歳・母 12歳時産駒) 2017年 栗毛 (安平町)
キングカメハメハ

 2001年 鹿毛 (早来町)
Kingmambo

 1990年 (米)
Mr. Prospector
 1970年 (米)
Miesque
 1984年
*マンファス

 1991年 黒鹿 (愛)
Last Tycoon
 1983年
Pilot Bird
 1983年
ムードインディゴ

 2005年 栗毛 (白老町)
ダンスインザダーク

 1993年 鹿毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
*ダンシングキイ
 1983年 鹿毛 (米)
*リープフォージョイ

 1992年 栗毛 (英)
Sharpo
 1977年
Humble Pie
 1985年
[Northern Dancer]   9.38% 5+5 x 5


ルビーカサブランカ
(キングカメハメハ産駒)

ルビーカサブランカの血統構成は
父キングカメハメハ
母父ダンスインザダーク

そして、全兄が重賞2勝馬
(阪神大賞典GⅡ・新潟記念GⅢ)
のユーキャンスマイル。

3代血統表 ユーキャンスマイル

3代血統表 ユーキャンスマイル

牡 8歳    (父 14歳・母 10歳時産駒) 2015年 鹿毛 (安平町)
キングカメハメハ

 2001年 鹿毛 (早来町)
Kingmambo

 1990年 (米)
Mr. Prospector
 1970年 (米)
Miesque
 1984年
*マンファス

 1991年 黒鹿 (愛)
Last Tycoon
 1983年
Pilot Bird
 1983年
ムードインディゴ

 2005年 栗毛 (白老町)
ダンスインザダーク

 1993年 鹿毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
*ダンシングキイ
 1983年 鹿毛 (米)
*リープフォージョイ

 1992年 栗毛 (英)
Sharpo
 1977年
Humble Pie
 1985年
[Northern Dancer]   9.38% 5+5 x 5

函館記念の血統傾向は
長距離型サンデーサイレンス系の
3着内率が高いレース
になりますので
母父が長距離型サンデーサイレンス系の
ダンスインザダークの血を持つ

ルビーカサブランカには追い風になる
データになりますね。

ルビーカサブランカの前走は
巴賞オープン
函館芝1800M
7-11-7 上り35.2秒
5着(0.5秒差)
(5番人気)

ルビーカサブランカの巴賞での斤量は57kg。
ルビーカサブランカは牝馬になりますので
牝馬の57kgというのは、牡馬に換算すると
実質59kgのトップハンデを背負っていた
という見方もできます。

ルビーカサブランカの函館記念での
斤量は55kgになるのも強調ポイント
になりますね。

また、巴賞(函館芝1800M)から函館記念
(函館芝2000M)と距離が延びるのも
ルビーカサブランカにとっては良いですね。

ルビーカサブランカ
芝1800M 1-1-2-8
芝2000M 3-4-3-5

また、洋芝適性も高いのか
函館競馬場での相性も良いですね。

ルビーカサブランカ
函館競馬場成績
函館芝 0-2-2-1

ルビーカサブランカは
巴賞→函館記念のローテーションに
なりますが、函館記念では
血統、斤量、距離延長などプラスに働く
部分が多く、巴賞5着からの巻き返す材料
が豊富に揃っている印象を受けますね。



函館記念が1年ぶりの復帰戦も調教の動きは◎スクリーンヒーロー産駒マイネルウィルトス。

3代血統表 マイネルウィルトス

3代血統表 マイネルウィルトス

牡 7歳    (父 12歳・母 7歳時産駒) 2016年 黒鹿 (新冠町)
スクリーンヒーロー

 2004年 栗毛 (千歳市)
*グラスワンダー

 1995年 栗毛 (米)
Silver Hawk
 1979年 (米)
Ameriflora
 1989年
ランニングヒロイン

 1993年 鹿毛 (千歳市)
*サンデーサイレンス
 1986年 青鹿 (米)
ダイナアクトレス
 1983年 鹿毛 (千歳市)
マイネボヌール

 2009年 青鹿 (新冠町)
*ロージズインメイ

 2000年 青鹿 (米)
Devil His Due
 1989年
Tell a Secret
 1977年
コスモフォーチュン

 2002年 鹿毛 (門別町)
*マイネルラヴ
 1995年 青鹿 (米)
グレースマリヤ
 1996年 鹿毛 (三石町)
[Halo]   9.38% 4 x 5
[Hail to Reason]   6.25% 5+5 (父方)
[Northern Dancer]   6.25% 5+5 (父方)

マイネルウィルトス
(スクリーンヒーロー産駒)

マイネルウィルトスの血統構成は
父スクリーンヒーロー
母父ロージズインメイ

マイネルウィルトスは
昨年の函館記念GⅢ(函館芝2000M)で
2着の実績があります。
また、昨年の目黒記念GⅡ(東京芝2500M)
でも2着。
一昨年のアルゼンチン共和国杯GⅡ
(東京芝2500M)でも2着。

しかしながら、繋靭帯炎を発症し
函館記念が1年ぶりの復帰戦になります。

常識的に考えれば、1年ぶりのレースに
なりますので、まずは無事に周ってきて
くれれば御の字というか、次に繋がる
レースをしてくれればとなる思います。

しかし、調教の動きからは1年ぶりの
ブランクを感じさせないシャープな走りを
披露していました。

いくら調教の動きがシャープでも
1年ぶりのレースになるので
レース勘の問題や、実際のレースで息が
持つかどうかという不安の方が大きいと思います。

ですので、マイネルウィルトスに関しましては
逆張りをしてみようと思います。

常識的には1年ぶりのレースは割引ですが
時と場合によっては、1年ぶりのレースで
好走する馬も存在します。

また、マイネルウィルトスは
スクリーンヒーロー産駒になりますので
血統系統はロベルト系になります。
函館記念ではロベルト系の好走例も多い
レースになることも付け加えておきたいと
思います。

函館記念におけるロベルト系の好走例。

2022年函館記念
マイネルウィルトス 2着(1番人気)
(スクリーンヒーロー産駒)
※ロベルト系

2018年函館記念
エアアンセム 1着(5番人気)
(シンボリクリスエス産駒)
※ロベルト系

2017年函館記念
ヤマカツライデン 3着(7番人気)
(シンボリクリスエス産駒)
※ロベルト系

2015年函館記念
ハギノハイブリッド 2着(10番人気)
(タニノギムレット産駒)
※ロベルト系

函館記念血統傾向 まとめ

血統注目馬

ユニコーンライオン
(ノーネイヴァー産駒)

ルビーカサブランカ
(キングカメハメハ産駒)

マイネルウィルトス
(スクリーンヒーロー産駒)


第59回函館記念(GⅢ)

函館11R

函館芝2000M

2023年7月16日(日)

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血統というと難しいイメージがありますが
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