こんんちは!
メルベイユです。
今回は2022年12月11日(日)に行われる
カペラステークス(GⅢ)について
血統分析をしてこうと思います。
カペラステークス種牡馬成績ベスト10 過去14年
レース検索 種牡馬別集計
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
Spring At Last | 2- 0- 0- 0/ 2 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 350 | 165 |
アフリート | 1- 2- 1- 4/ 8 | 12.5% | 37.5% | 50.0% | 117 | 153 |
ゴールドアリュール | 1- 1- 1- 6/ 9 | 11.1% | 22.2% | 33.3% | 71 | 74 |
パドトロワ | 1- 0- 1- 0/ 2 | 50.0% | 50.0% | 100.0% | 320 | 205 |
エイシンサンディ | 1- 0- 0- 3/ 4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 110 | 45 |
Gone West | 1- 0- 0- 3/ 4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 267 | 107 |
アドマイヤオーラ | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% | 163 | 60 |
スタチューオブリバティ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% | 380 | 125 |
カネヒキリ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% | 330 | 125 |
アグネスタキオン | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% | 560 | 160 |
ソート:着別度数順
上記の表はカペラステークス
種牡馬成績ベスト10(過去14年)になります。
なぜ、過去14年なのかというと
2008年からカペラステークス(GⅢ)が
新設されて、中山競馬場で開催されるように
なったからです。
ただ、これだけだと統計を取るうえでの
サンプル数が少し少ないですね・・・。
そこで
中山ダート1200M 種牡馬成績ベスト20(過去15年)
レース検索 種牡馬別集計
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
サウスヴィグラス | 83- 88- 106- 836/1113 | 7.5% | 15.4% | 24.9% | 80 | 85 |
ヘニーヒューズ | 52- 22- 29- 232/ 335 | 15.5% | 22.1% | 30.7% | 139 | 85 |
ゴールドアリュール | 50- 46- 45- 455/ 596 | 8.4% | 16.1% | 23.7% | 56 | 67 |
キンシャサノキセキ | 47- 43- 52- 364/ 506 | 9.3% | 17.8% | 28.1% | 70 | 89 |
スウェプトオーヴァーボード | 43- 53- 34- 569/ 699 | 6.2% | 13.7% | 18.6% | 84 | 68 |
クロフネ | 36- 31- 34- 425/ 526 | 6.8% | 12.7% | 19.2% | 46 | 61 |
ダイワメジャー | 33- 30- 39- 301/ 403 | 8.2% | 15.6% | 25.3% | 68 | 84 |
サクラバクシンオー | 32- 28- 31- 372/ 463 | 6.9% | 13.0% | 19.7% | 84 | 58 |
プリサイスエンド | 30- 31- 32- 343/ 436 | 6.9% | 14.0% | 21.3% | 64 | 78 |
ファスリエフ | 29- 45- 30- 271/ 375 | 7.7% | 19.7% | 27.7% | 67 | 75 |
パイロ | 28- 27- 27- 312/ 394 | 7.1% | 14.0% | 20.8% | 51 | 73 |
キングカメハメハ | 28- 22- 20- 229/ 299 | 9.4% | 16.7% | 23.4% | 63 | 77 |
フレンチデピュティ | 27- 30- 24- 289/ 370 | 7.3% | 15.4% | 21.9% | 40 | 99 |
マイネルラヴ | 24- 29- 21- 232/ 306 | 7.8% | 17.3% | 24.2% | 56 | 90 |
タイキシャトル | 24- 26- 25- 306/ 381 | 6.3% | 13.1% | 19.7% | 80 | 92 |
ヨハネスブルグ | 24- 20- 15- 171/ 230 | 10.4% | 19.1% | 25.7% | 59 | 80 |
ブライアンズタイム | 23- 21- 16- 171/ 231 | 10.0% | 19.0% | 26.0% | 63 | 70 |
アグネスデジタル | 22- 27- 27- 312/ 388 | 5.7% | 12.6% | 19.6% | 61 | 61 |
キングヘイロー | 22- 24- 17- 255/ 318 | 6.9% | 14.5% | 19.8% | 62 | 91 |
アフリート | 22- 24- 16- 209/ 271 | 8.1% | 17.0% | 22.9% | 147 | 79 |
ソート:着別度数順
上記の表は中山ダート1200M
種牡馬成績ベスト20(過去15年)になります。
ランキング1位はダート短距離といえば
やっぱりこの種牡馬になりますね。
サウスヴィグラス。
中山ダート1200M戦では個人的にも
サウスヴィグラス産駒にはお世話になってます。
サウスヴィグラス産駒は
- 外枠
- 小回りコース
- 重・不良のダート
上記3点の条件が得意であり
この条件に該当した時は人気以上に
好走する場合があります。
またストームキャット系種牡馬
ヘニーヒューズ
ヨハネスブルク
の好走率の高さも目立ちますね。
ヘニーヒューズと同系色(濃紫色)
がストームキャット系になります。
3代血統表 ヘニーヒューズ
牡 19歳 (父 10歳・母 14歳時産駒) 2003年 栗毛 (米)Hennessy 1993年 (米) |
Storm Cat 1983年 (米) |
Storm Bird 1978年 (加) |
Terlingua 1976年 | ||
Island Kitty 1976年 |
Hawaii 1964年 | |
T. C. Kitten 1969年 | ||
Meadow Flyer 1989年 |
Meadowlake 1983年 |
Hold Your Peace 1969年 |
Suspicious Native 1972年 | ||
Shortley 1980年 |
Hagley 1967年 | |
Short Winded 1965年 |
3代血統表 ヨハネスブルグ
牡 23歳 (父 6歳・母 6歳時産駒) 1999年 鹿毛 (米)Hennessy 1993年 (米) |
Storm Cat 1983年 (米) |
Storm Bird 1978年 (加) |
Terlingua 1976年 | ||
Island Kitty 1976年 |
Hawaii 1964年 | |
T. C. Kitten 1969年 | ||
Myth 1993年 |
Ogygian 1983年 (米) |
Damascus 1964年 |
Gonfalon 1975年 | ||
Yarn 1987年 |
Mr. Prospector 1970年 (米) | |
Narrate 1980年 |
さらに調べてみると同じストームキャット系の
アジアエクスプレスも中山ダート1200Mの
好走率が高いことがわかりました。
3代血統表 アジアエクスプレス
牡 11歳 (父 8歳・母 9歳時産駒) 2011年 栗毛 (米)Henny Hughes 2003年 |
Hennessy 1993年 (米) |
Storm Cat 1983年 (米) |
Island Kitty 1976年 | ||
Meadow Flyer 1989年 |
Meadowlake 1983年 | |
Shortley 1980年 | ||
Running Bobcats 2002年 |
Running Stag 1994年 |
Cozzene 1980年 (米) |
Fruhlingstag 1975年 | ||
Backatem 1997年 |
Notebook 1985年 | |
Deputy’s Mistress 1990年 |
レース検索 種牡馬別集計
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
アジアエクスプレス | 13- 17- 8- 77/ 115 | 11.3% | 26.1% | 33.0% | 83 | 101 |
ソート:着別度数順
中山ダート1200Mでサウスヴィグラス産駒が
強いのは有名でしたが、ストームキャット系
種牡馬が強いのはブログ記事を作成しながら
気付きました。
まとめると
中山ダート1200Mを得意としている種牡馬は
サウスヴィグラス産駒
ストームキャット系種牡馬
- ヘニーヒューズ
- ヨハネスブルク
- アジアエクスプレス
個人的にも今開催や来年1月開催の
中山ダート1200Mはストームキャット系種牡馬
に注目してみようと思います。
また、中山ダート1200M
種牡馬成績ベスト20(過去15年)は
カペラステークスに限らず今開催や
来年1月開催の中山(ダート1200M)で
活用できると思いますので、その時は
また当記事を読んでいただけると嬉しいです。
カペラステークス 血統分析
アイルハヴアナザー産駒
オメガレインボー
3代血統表 オメガレインボー
牡 6歳 (父 7歳・母 13歳時産駒) 2016年 栗毛 (新ひだか町)*アイルハヴアナザー 2009年 栗毛 (米) |
Flower Alley 2002年 (米) |
Distorted Humor 1993年 (米) |
Princess Olivia 1995年 | ||
Arch’s Gal Edith 2002年 |
Arch 1995年 (米) | |
Force Five Gal 1994年 | ||
ワイキューブ 2003年 栗毛 (静内町) |
アグネスタキオン 1998年 栗毛 (千歳市) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
アグネスフローラ 1987年 鹿毛 (三石町) | ||
エレガントフライ 1997年 鹿毛 (静内町) |
*ノーザンテースト 1971年 栗毛 (加) | |
アンカースティーム 1988年 青鹿 (静内町) |
[Danzig] 6.25% 5+5 (父方)
[Roberto] 6.25% 5 x 5
オメガレインボーは昨年もカペラSに
出走し3着。
前回記事カペラステークス血統傾向でも
触れましたがカペラステークスは
同じ馬が続けて走る傾向にあります。
同じく前回記事カペラステークス血統傾向
でも触れましたが、今回もハコダテブショウが
ハイペースで逃げることが想定されるので
差し脚質で外枠を引いた
オメガレインボーは展開面でも
有利に働く可能性がありそうです。
ヴァミリアン産駒
リュウノユキナ
3代血統表 リュウノユキナ
牡 7歳 (父 13歳・母 12歳時産駒) 2015年 芦毛 (新ひだか町)ヴァーミリアン 2002年 黒鹿 (早来町) |
*エルコンドルパサー 1995年 黒鹿 (米) |
Kingmambo 1990年 (米) |
Saddlers Gal 1989年 | ||
スカーレットレディ 1995年 黒鹿 (早来町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) | |
スカーレットローズ 1987年 栗毛 (千歳市) | ||
ネオカラー 2003年 芦毛 (静内町) |
*クロフネ 1998年 芦毛 (米) |
French Deputy 1992年 (米) |
Blue Avenue 1990年 | ||
ナギサ 1993年 黒鹿 (静内町) |
*マークオブディスティンクション 1986年 青毛 (英) | |
ミデオンルビー 1983年 鹿毛 (静内町) |
[Icecapade] 6.25% 5+5 (母方)
リュウノユキナは
父ヴァーミリアン
母父クロフネ
とまさにダートを走るために
生まれてきたような血統構成。
その期待に違わぬ活躍を見せています。
重賞戦線でも安定した成績を残し続けており
中央・地方の競馬場を問わず好走できるのが
魅力ですね。
ただ、2~3着の多いリュウノユキナ。
その割に単勝が売れ過ぎている印象を受けます。
サウスヴィグラス産駒
アティード
3代血統表 アティード
牡 4歳 (父 22歳・母 10歳時産駒) 2018年 栗毛 (浦河町)*サウスヴィグラス 1996年 栗毛 (米) |
End Sweep 1991年 (米) |
Forty Niner 1985年 |
Broom Dance 1979年 | ||
Darkest Star 1989年 |
Star de Naskra 1975年 | |
Minnie Riperton 1974年 | ||
ロックフォーティ 2008年 栗毛 (浦河町) |
*ロックオブジブラルタル 1999年 鹿毛 (愛) |
Danehill 1986年 (米) |
Offshore Boom 1985年 | ||
フォーティエース 1997年 鹿毛 (浦河町) |
*フォーティナイナー 1985年 栗毛 (米) | |
*ピンクシェイド 1991年 青鹿 (米) |
[File] 12.50% 4 x 4
[Raise a Native] 6.25% 5 x 5
[Gold Digger] 6.25% 5 x 5
[Tom Rolfe] 6.25% 5 x 5
[Continue] 6.25% 5 x 5
[Northern Dancer] 12.50% 5 x 5+5+5
アティードの前々走初風S(中山ダ1200M)は
圧巻でした。
スタートで出遅れ後方3番手からの
競馬を強いられました。
これは厳しいかなと思って見ていたら
上り最速35.3秒の末脚で追い込み
終わってみれば2着馬に0.5秒差を
つけて快勝。
重賞を勝てるレベルの馬だと感じました。
前走のオータムリーフSは痛恨の落馬!
落馬後もアティードは走り続け
空馬のまま先頭でゴールを駆け抜けました。
ただし、調教で肩ムチが入り少しズブさを
見せていたのが気掛かり。
重賞を勝てる能力を秘めている馬だとは
思いますが、当日の気配がカギになりそうです。
当日のパッドクの気配に注目したいです。
フリオーソ産駒
クロジシジョー
3代血統表 クロジシジョー
牡 3歳 (父 15歳・母 7歳時産駒) 2019年 青鹿 (日高町)フリオーソ 2004年 栗毛 (新冠町) |
*ブライアンズタイム 1985年 黒鹿 (米) |
Roberto 1969年 (米) |
Kelley’s Day 1977年 | ||
*ファーザ 1995年 栗毛 (米) |
Mr. Prospector 1970年 (米) | |
Baya 1990年 | ||
サイレンスラヴ 2012年 鹿毛 (新冠町) |
スペシャルウィーク 1995年 黒鹿 (門別町) |
*サンデーサイレンス 1986年 青鹿 (米) |
キャンペンガール 1987年 鹿毛 (門別町) | ||
ラヴリージョウ 2003年 栗毛 (新冠町) |
*フレンチデピュティ 1992年 栗毛 (米) | |
ラブラブジョウ 1994年 鹿毛 (平取町) |
[Nashua] 6.25% 5+5 (父方)
クロジシジョー×戸崎圭太のコンビには
馬券は抜きにしてロマンを感じます。
地方競馬の総大将フリオーソの主戦騎手が
当時南関東のトップ騎手だった戸崎圭太でした。
フリオーソ産駒で重賞に挑む戸崎圭太という
シチュエーションは馬券を抜きにしても
興味深いですね。
フリオーソはロベルト系になりますが
ロベルト系はタフな流れ(展開)に強いので
ハイペースになりやすいカペラステークスは
差し馬のクロジシジョーにとって展開が
嵌る可能性もあります。
モーリス産駒
ハコダテブショウ
3代血統表 ハコダテブショウ
牡 4歳 (父 7歳・母 19歳時産駒) 2018年 鹿毛 (新冠町)モーリス 2011年 鹿毛 (日高町) |
スクリーンヒーロー 2004年 栗毛 (千歳市) |
*グラスワンダー 1995年 栗毛 (米) |
ランニングヒロイン 1993年 鹿毛 (千歳市) | ||
メジロフランシス 2001年 鹿毛 (伊達市) |
*カーネギー 1991年 鹿毛 (愛) | |
メジロモントレー 1986年 黒鹿 (浦河町) | ||
イチノヤジョウ 1999年 鹿毛 (新冠町) |
*アジュディケーティング 1987年 黒鹿 (米) |
Danzig 1977年 (米) |
Resolver 1974年 | ||
ラブラブジョウ 1994年 鹿毛 (平取町) |
*イブンベイ 1984年 栗毛 (英) | |
ライフポート 1983年 鹿毛 (平取町) |
[Northern Dancer] 9.38% 5 x 4
ハコダテブショウのダート戦績は
5-0-0-5
2、3着はなく1着か4着以下か
はっきりしてます。
単勝あるいは3連単の1着固定で買いやすい
タイプのキャラになりますね。
ホコダテブショウの父モーリスはロベルト系
タフな展開(流れ)に強いロベルト系らしく
ハイペースでの逃げ切り勝ちを得意に
しております。
ホコダテブショウの強みは戦法に迷いがないことと
鞍上の石川裕紀人も先週のチャンピオンズカップで
GⅠ初制覇を果たし、勢いに乗っていることでしょうか。
カペラステークス血統分析 まとめ
ピックアップされた出走馬
オメガレインボー
(アイルハヴアナザー産駒)
リュウノユキナ(ヴァーミリアン産駒)
アティード(サウスヴィグラス産駒)
クロジシジョー(フリオーソ産駒)
ハコダテブショウ(モーリス産駒)
第15回カペラステークスGⅢ
中山ダート1200M 右回り
2022年12月11日(日)
発送時刻 15時20分
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