オールカマー　血統傾向

こんにちは！

メルベイユです。

今回は9月24日（日）に行われる

オールカマー（GⅡ）の血統傾向を

分析してみたいと思います。

レース検索

日付	馬名S	着順	種牡馬	母父馬
220925	ジェラルディーナ	１	モーリス	ディープインパクト
220925	ロバートソンキー	２	ルーラーシップ	サンデーサイレンス
220925	ウインキートス	３	ゴールドシップ	ボストンハーバー
210926	ウインマリリン	１	スクリーンヒーロー	Fusaichi Pegasus
210926	ウインキートス	２	ゴールドシップ	ボストンハーバー
210926	グローリーヴェイズ	３	ディープインパクト	スウェプトオーヴァーボード
200927	センテリュオ	１	ディープインパクト	エンドスウィープ
200927	カレンブーケドール	２	ディープインパクト	Scat Daddy
200927	ステイフーリッシュ	３	ステイゴールド	キングカメハメハ
190922	スティッフェリオ	１	ステイゴールド	Mtoto
190922	ミッキースワロー	２	トーセンホマレボシ	ジャングルポケット
190922	グレイル	３	ハーツクライ	Rock of Gibraltar
180923	レイデオロ	１	キングカメハメハ	シンボリクリスエス
180923	アルアイン	２	ディープインパクト	Essence of Dubai
180923	ダンビュライト	３	ルーラーシップ	サンデーサイレンス
170924	ルージュバック	１	マンハッタンカフェ	Awesome Again
170924	ステファノス	２	ディープインパクト	クロフネ
170924	タンタアレグリア	３	ゼンノロブロイ	Stuka
160925	ゴールドアクター	１	スクリーンヒーロー	キョウワアリシバ
160925	サトノノブレス	２	ディープインパクト	トニービン
160925	ツクバアズマオー	３	ステイゴールド	Giant’s Causeway
150927	ショウナンパンドラ	１	ディープインパクト	フレンチデピュティ
150927	ヌーヴォレコルト	２	ハーツクライ	スピニングワールド
150927	ミトラ	３	シンボリクリスエス	サンデーサイレンス
130922	ヴェルデグリーン	１	ジャングルポケット	スペシャルウィーク
130922	メイショウナルト	２	ハーツクライ	カーネギー
130922	ダノンバラード	３	ディープインパクト	Unbridled

集計期間：2012. 9.23 ～ 2022. 9.25

上記の表はオールカマー過去10年の

1～3着馬の種牡馬ならびに母父馬を

記載したものになります。

サンデーサイレンス系
（ディープインパクトと同系色）
3着内率　33.3％

長距離型サンデーサイレンス系
（ゴールドシップと同系色）
3着内率　30％

ミスタープロスペクター系
（ルーラーシップと同系色）
3着内率　10％

ロベルト系
（モーリスと同系色）
3着内率　13.3％

母父馬で最も3着内率が高い系統
ミスタープロスペクター系
（Fusaihi Pegasusuと同系色）
3着内率　20％

これらのデータを参考に
厳選特注馬ならびに血統注目馬を
ピックアップしてみようと思います。

オールカマーで好走率の高い母父ミスプロ系。ハービンジャー産駒ローシャムパーク。

３代血統表　ローシャムパーク

牡 4歳　　　　(父 13歳・母 9歳時産駒)　2019年 鹿毛 (安平町) [Northern Dancer]　　 6.25%　5+5 (父方)

ローシャムパークの血統構成は
父ハービンジャー
母父キングカメハメハ

そして、3代母にGⅠ2勝
（秋華賞・天皇賞・秋）の
名牝エアグルーヴ。

ローシャムパークの前走は
函館記念GⅢ
函館芝2000M
8-7-7-7　上り35.8秒
1着（0.4秒差）
1番人気

函館記念（GⅢ）で見せた
力強い末脚とゴール板に向けて
グングン加速する様は
今回の距離延長+格上げのGⅡでも
好勝負ができる内容に感じられました。

少々古い話で恐縮ですが

ウオッカとジェンティルドンナ。
共にGⅠ・7勝の名牝になりますが。

GⅡレースの難しいところは
既にGⅠを勝っている馬にとっては
GⅡレースは何が何でも勝たなければならない
レースではないこと。

あるいは、先にある大目標のGⅠレースに向けた
調整の意味合いが大きいこと。

例えば

前哨戦のGⅡでは8割くらいのデキに仕上げる。

本番のGⅠでは9割～ピークに仕上げる。

イメージとしてはこんな感じでしょうか。


ローシャムパークは前走の函館記念（GⅢ）が
重賞初制覇。

今後はGⅡやGⅠレースが主戦場になって
いくものと思われます。

GⅠレースを主戦場にするためには
賞金加算も含めてGⅡレースを勝つことが
重要になってきます。

ローシャムパーク陣営のGⅡを勝ちたい
モチベーションに1票を投じてみたいですね。

ローシャムパークは
田中博康厩舎の所属馬になりますが。

先週のセントライト記念GⅡ（中山芝2200）を
勝利したレーベンスティールも
田中博康厩舎所属馬になります。

競馬には目に見えない流れみたいなものが
ありますが、田中博康厩舎にもいい流れが
来ているような気がしますね。

直近2年の勝ち馬はロベルト系。モーリス産駒ジェラルディーナ。

３代血統表　ジェラルディーナ

牝 5歳　　　　(父 7歳・母 9歳時産駒)　2018年 鹿毛 (安平町) [サンデーサイレンス]　　 18.75%　4 x 3
[Halo]　　 9.38%　5 x 4
[Wishing Well]　　 9.38%　5 x 4
[Danzig]　　 9.38%　5 x 4
[Northern Dancer]　　 6.25%　5 x 5
[Lyphard]　　 9.38%　5 x 5+5

ジェラルディーナの血統構成は
父モーリス
母父ディープインパクト

そして、母はGⅠ・7勝馬の
名牝ジェンティルドンナ。

サンデーサイレンスの4×3の
インブリードがあるのも強調ポイントに
なりますね。

ジェラルディーナは昨年にエリザベス女王杯
（GⅠ）を勝利し、晴れてGⅠ馬になりました。

ジェラルディーナの大目標はエリザベス女王杯の
連覇になると思いますので、オールカマーは
叩き台の意味合いが強いと思われます。

ただし、ジェラルディーナは非根幹距離の
レースを得意としており、オールカマーが
メイチ勝負ではないにせよ、ある程度の
格好（2～３着）はつけてくるのでは
ないかと思います。

根幹距離と非根幹を簡単に説明すると

根幹距離
1200M、1600M、2000M、2400M
※上記の距離に対して400Mで割ると
　割り切れる。
　400Mで割り切れる距離が根幹距離。
　例　1200M÷400M＝3

非根幹距離
1400M、1800M、2200M、2500M
※上記の距離に対して400Mで割ると
　割り切れない。
　400Mで割り切れない距離が非根幹距離。
　例　1400M÷400M＝3.5

ジェラルディーナ
根幹距離成績
芝1600M　0-1-1-3
芝2000M　0-1-1-3

非根幹距離成績
芝1800M　4-0-0-1
芝2200M　2-0-0-2
芝2500M　0-0-1-0

ジェラルディーナの重賞での好走例を
見ましても非根幹距離でのものになりますね。

2022年
エリザベス女王杯GⅠ
阪神芝2200M
1着（4番人気）

2022年
オールカマーGⅡ
中山芝2200M
１着（5番人気）

2022年
有馬記念GⅠ
中山芝2500M
3着（3番人気）

また、オールカマー直近2年の
勝ち馬がロベルト系であることも
付け加えておきます。

2022年
オールカマーGⅡ
中山芝2200M
ジェラルディーナ　1着
（モーリス産駒）
※ロベルト系

2021年
オールカマーGⅡ
ウインマリリン　1着
（スクリーンヒーロー産駒）
※ロベルト系

GⅠ・３勝馬の復権なるか⁉ドゥラメンテ産駒タイトルホルダー。

３代血統表　タイトルホルダー

牡 5歳　　　　(父 6歳・母 10歳時産駒)　2018年 鹿毛 (新ひだか町) [Mr. Prospector]　　 9.38%　4 x 5
[Northern Dancer]　　 6.25%　5+5 (母方)

タイトルホルダーの血統構成は
父ドゥラメンテ
母父モティベーター

タイトルホルダーを管理する
栗田徹調教師のコメントを
一部抜粋すると。
「ここが大きな目標ではないですし
いい状態で使うことがポイントだと
思います。」

昨年は凱旋門賞に挑戦した
タイトルホルダーでしたが。

おそらく今年は
オールカマーGⅡ
中山芝2200M

ジャパンカップGⅠ
東京芝2400M

有馬記念GⅠ
中山芝2500M

というローテーションか！？

仮にこのローテーションだと
したら、有馬記念が最も適性が高く
大目標のレースになるでしょう。

タイトルホルダーは前走の天皇賞・春で
まさかの競走中止（右前肢跛行）。
そして、栗田徹調教師も明言している
ようにオールカマーは大きな目標の
レースではない。

今回のタイトルホルダーは割引が妥当だと
考えていました。

しかし、タイトルホルダーの調教内容を
見たら。

小気味いいフットワークに加えて
気合い乗りも良く、心身の充実ぶりが
伺えました。

タイトルホルダーはGⅠ・３勝の実績に加え
中山芝4-1-0-4と中山競馬場で4勝を挙げています。

オールカマーは試走の意味合いも
強いとは思いますが。

それでも
大崩れはしないのではないかとの思いと
調教の動きから頭（1着）まであっても
おかしくない雰囲気も感じました。

GⅠ・３勝馬の復権なるか
注目してみたいと思います。

オールカマー血統傾向　まとめ

厳選特注馬

ローシャムパーク
（ハービンジャー産駒）

血統注目馬

ジェラルディーナ
（モーリス産駒）

タイトルホルダー
（ドゥラメンテ産駒）


第69回オールカマーGⅡ

中山芝2200M　右回り

2023年9月24日（日）

発送時刻　15時45分

メルベイユが血統に興味を持つきっかけに
なった書籍。
田端到・加藤栄の種牡馬事典。
これから血統のことを学んでみたいという
方にお勧めです。

血統というと難しいイメージがありますが
田端到氏の文章は種牡馬のキャラクターを
大変わかりやすく説明してくれるので
初心者の方にもお勧めです。

メルベイユも種牡馬事典を参考にして
取れた万馬券が数多くあります！
各種牡馬の特徴を知ることにより
競馬の面白さや深みが増していきます

GⅡレースの難しいところは、既にGⅠレースを勝っている馬にとっては、GⅡレースは何が何でも勝たなければならないレースではないこと。

あるいは、先にある大目標のGⅠレースに向けた調整（試走）の意味合いが大きいこと。#ブログ初心者 #オールカマー#競馬好きと繋がりたい #トライアルレース

— メルベイユ (@1p72X6xPGEBd99x) September 23, 2023

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